こんにちは!サブ管理人です。
Google Pixel 7 を使いかけているのですが、ふと AirTag は Pixel 等の Android スマホで使えるのだろうかと疑問に思いました。
iPhone を使っている時に AirTag はペアリング出来て使えていたのですが、スマホを Android にした場合も使えたらいいなと思い AirTag は Android で使えるのかを調べてみました。
Pixel を含む Android スマホで AirTag は使えるのか?
結論から言いますと、Pixel を含む Android スマホで AirTag は使えません。
そもそも AirTag は Apple 製のデバイスで追跡する為のツールです。
例えば、財布や鍵が思ったところにない、どこにある?!と焦った場合に AirTag を財布の中に入れていたり、鍵につけていた場合、iPhone の「探す」アプリにて探すことが出来ます。
スピーカーも内蔵されているので音を鳴らして探すことや、位置をマップ上に表示することも出来、つけているとなんとなく安心感もあります。
AirTag の仕様を Apple 公式サイトで確認しますと、システム条件と互換性にもiOSのことのみ記載されています。
システム条件と互換性:Apple ID / iOS 14.5以降を搭載したiPhoneおよびiPod touchのモデル / iPadOS 14.5以降を搭載したiPadのモデル
AirTag | Apple 公式
このように AirTag は iPhone 等とセットで使うことが出来るのですが、Android では使えません。
しかし、Android の近くに AirTag がある場合に検出することが出来ます。
Android スマホでは AirTag は使えないけど 検出は出来る
Android で AirTag が近くにあることを検出できてもどうするの?と一瞬思いますが、これは犯罪を防ぐための大切な機能なのです。
Apple が無料で公開しているアプリ「Tracker Detect」 は、近くにある AirTag を検出できるアプリです。
例えば、本人の知らぬ間に AirTag がカバンなどに仕込まれている場合、このアプリでサーチすると検出できるため、防犯にも役立ちそうです。
Android スマホの近くに AirTag があった場合、どのように検出するのか実際に使ってみました。
「Tracker Detect」 を起動し「スキャン」をタップすると、スキャン中の画面になりサーチしているような表示が出ます。
しばらくすると「不明な AirTag」と表示が出ますので、それをタップします。
「不明な AirTag」に対してどのような対処をするか表示されますので、怪しいと思った場合は「サウンドを再生」で音を鳴らしてどこにあるのか探すことが出来ます。
さらにその後「無効にする手順」として、AirTag のバッテリーを抜く方法が表示されます。
見つかった AirTag を Android スマホにくっつけると NFC機能でその AirTag 所有者の電話番号(下4桁)やシリアル番号が表示されます。
「シリアル番号を保存する」をタップすると保存する方法が「スクリーンショット」「ロングスクリーンショット」「テキストをコピー」の3つが表示されます。保存しやすい方法を選んで検出された AirTag のシリアル番号を保存することが出来ます。
今回はお試しで手持ちの AirTag とAndroid でやってみたのでそっと画面を閉じましたが、心当たりのない見知らぬ AirTag などのデバイスが検出された場合、表示された対処方法通りに行ってみて、警察に相談などしてみるといいのかもしれません。
「Tracker Detect」 でスキャンしてみても、周辺に AirTag 等の追跡可能なデバイスがない場合には「持ち物トラッカーが見つかりませんでした」と表示されます。
Android スマホで AirTag の代替品はないの?
以上のように Android スマホで近くに見知らぬ AirTag があった場合検知することが出来るアプリがあることは分かりましたが、Android スマホには AirTag のようなデバイスはないのでしょうか。
AirTag のようなデバイスは紛失防止トラッカー「スマートタグ」になります。
スマートタグはたくさん商品がありますが、その中からいくつかピックアップしてみました。
バリエーションに富んだスマートタグ「 Tile(タイル)」シリーズ
Tile(タイル)はキーホルダータイプ、カードタイプ、シールタイプがあり、何につけようかワクワクします。
キーホルダータイプの Tile Mate は丸みのある正方形なので手に馴染みやすそうでキーホルダーにはちょうどよさそう。Google Home や Alexa にも対応していて iOS、Android 共に対応しています。
財布に入れるならカードタイプの Tile Slim だと邪魔にならずさりげなく入れておくことが出来そうですし、シールタイプの Tile Sticker だとリモコンや自転車などに貼り付けることが可能。
2022年モデルは全て IP67 の防水性があるので、自転車につけても気兼ねなく使えそうです。
チップ形の見た目がかわいいスマートタグ「 Chipolo(チポロ)」
Chipolo(チポロ)は見た目もかわいいチップサイズがあり iOS、Android 共に対応しています。
カードタイプの CHIPOLO CARD SPOT は約 85.1mm x 53.6mm x 2.4mm、CHIPOLO CARD は約 37mm x 68mm x 2.15mm で財布やカードケースに入るように作られたサイズです。
キーホルダータイプのシンプルな見た目のCHIPOLO ONEは直径約 38mm 厚さ約 6.5mmの丸いチップ形で防水加工も施されています。6色のカラフルなバリエーションから選ぶ楽しさも。
Anker ブランドのスマートタグ「Eufy(ユーフィ)」
Eufy(ユーフィ)は Anker の紛失防止トラッカーのブランド名で iOS、Android 共に対応しています。
キーホルダータイプの SmartTrack Link は約 3.7cm の丸みのある正方形で、穴がありキーチェーンなどに付けやすくなっています。最大1年のバッテリー寿命とされていますが、コイン電池交換可能タイプです。
2023年1月に発売予定となっているカードタイプの SmartTrack Card は薄さが約 2.4mmで財布やカードケースに入れられるように出来ていて付属のメタルクリップで対応も出来るそう。
カードタイプの紛失防止トラッカー 「Eufy Security SmartTrack Card」は2023年2月28日に発売開始されました。
薄さが約 2.4mmとのことですが、よくあるプラスチックのポイントカードを3枚合わせたくらいの厚さです。
カードタイプの SmartTrack Card はキーホルダータイプの SmartTrack Link と異なり、電池交換はできませんが最大3年のバッテリー寿命があるように設計されています。
その他はキーホルダータイプと同じくSmartTrack Card を入れた持ち物を探したり、SmartTrack Card でスマホを探したりすることもできます。
財布に入れることを想定した薄さですが、メタルクリップが付属されているので、クリップで財布だけでなくパスポートカバーや書類ケースなどにも取り付けることができます。カードタイプの薄さを活かしてスマートに利用できそうです。
スマホのシャッターリモコンとしても使えるスマートタグ「Qrio(キュリオ)」
Qrio(キュリオ)Smart Tag は約 46mm x 26mm x 8.5mm の丸みのある長方形タイプで布製のリボンが付いているキーホルダータイプです。
iOS、Android 共に対応しています。
探す機能以外に、スマホのシャッターリモコンとしても使える機能があるのが面白い製品です。カラーバリエーションもポップに5色あり見た目のこだわりも感じます。
※対応OSバージョン、仕様等については各メーカー公式サイト等で確認が出来ます。
Android 用にスマートタグをと思いきや、iOS、Android 共に対応しているものが多いので汎用性があって良さげです。
Tile(タイル)はよく聞くので無難そうで自転車に貼って使う Tile Sticker が気になります。Chipolo(チポロ)のまんまるさもかわいいです。Qrio(キュリオ)のシャッターリモコンにも使えるのは面白そうですし、Anker のブランドEufy(ユーフィ)も気になります。
いろいろ見ながらお気に入りを見つけてみたいです。
コメント
>そもそも AirTag は Apple 製のデバイスを追跡する為のツールです。
ふと気づいてしまったのですが、この表記は間違っていませんか? 財布やカメラも追跡できますよね。
田中さん
コメント・ご指摘ありがとうございます!
間違っております。大変失礼いたしました。「Apple製のデバイスで」と表記修正させていただきました。
おっしゃる通り、財布やカメラなどAirTagをつけているものは追跡できます。
私も鍵や自転車のサドル下につけたポーチに入れてみたりしております。
ご指摘いただくまで気が付きませんでした。
本当にありがとうございました。