こんにちは、サブ管理人です。
2022年4月より旅行特典や割引券発行される「県民割」の制度が始まりました。管理人とサブ管理人も在住している静岡県民割「今こそしずおか元気旅」を利用しようかと思い、早速サイトをチェックしてみることに。
すると県民割を利用するには「新型コロナワクチン接種証明書もしくは陰性証明書が必要」と記載がありました。
ワクチンは接種しているので証明書が必要になります。しかし、紙の証明書を持ち歩くのは嵩張りますし旅先で失くしてしまうことも心配です。
そこで日本政府デジタル庁の「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」をスマホに入れてみることにしました。
今回はアプリで証明書を表示できるようになるまでを行ってみたことをご紹介します。
県民割「今こそしずおか元気旅」利用時に必用なもの
いずれの県の制度も同じかと思いますが「今こそしずおか元気旅」を利用するにあたり、利用先施設で提示が必要な証明書が2点ありました。
- 新型コロナワクチン接種証明書(3回以上
2回以上)
または有効期限内の陰性証明書のいずれか - 県内在住証明ができる身分証明書
身分証明書は運転免許証などが使えますが、ワクチン接種証明書は初めて使うものです。
ワクチン接種証明書は、ワクチンを受けた時にシールを貼ってもらった紙の証明書が手元にあります。それを持っていくか、証明書をスマホで写真を撮って提示するか、日本政府公式の「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」を使うかの3つの選択肢がありました。
ワクチン接種証明書の種類やワクチンの回数など、条件はご自身がお住まいの各都道府県の県民割の詳細などでご確認ください。
「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」とは
新型コロナワクチン接種証明書アプリは、日本政府公式の新型コロナワクチン証明書を取得できるアプリです。マイナンバーカードをスマホで読み取ることで証明書内容を取得し画面に表示することができます。

新型コロナワクチン接種証明書アプリを利用する為に必要なものは下記の通りです。
- マイナンバーカード
- マイナンバーカードの券面入力補助用暗証番号(カード受取の際に設定した4桁の数字)
- マイナンバーカードが読み取れる(NFC Type B対応)端末:iOS 13.7以上・Android 8.0以上
- 海外用を発行する場合は有効のパスポート
(参照:日本政府デジタル庁)
「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」で接種証明書をスマホで表示できるようにしてみた
管理人はAndroidでサブ管理人はiPhoneでそれぞれアプリを入れてやってみました。
下記はiPhoneの画面で説明していますが、Androidでも同じ画面で進めることが出来ます。
アプリをダウンロードして開くと、新型コロナワクチン接種証明書アプリについての説明が表示されます。左右のスライドで内容を確認後「次へ進む」をタップします。
次に利用規約も左右のスライドで内容を確認後「利用規約に同意する」にチェックをして「次へ進む」をタップします。


次に「発行済みの接種証明書は、こちらに表示されます」という画面になるので、一番下の「接種証明書を発行」をタップします。

海外へ行く予定は今のところ皆無なので、日本国内用のみチェックを入れて「次へ進む」をタップ。

暗証番号の入力の画面ではマイナンバーカードの券面事項入力補助用の暗証番号を入力して「次へ進む」をタップ。


次にマイナンバーカードの読み取りをします。
机の上にマイナンバーカード、その上にスマホを置いて「読み取り開始」をタップすると、とてもスムーズに「読み取り完了」と表示されました。


氏名など表示項目を確認し「次へ進む」> ワクチンを接種した時に住んでいた市区町村を選び「ワクチン接種記録を検索」をタップします。


「あなたの接種記録」が表示されていますので接種券と違いがないか内容を確認します。スクロールすることで1回目・2回目の詳細を見ることができます。

内容を確認後「発行」をタップします。「発行に時間がかかることがあります・・・」と表示は出ますが、2秒ほどで完了しました。


無事に画面に「新型コロナウィルス 感染症予防接種証明書」名前・接種回数・最終接種日、発行日と発行した市区町村も記載されていました。

AndroidとiPhoneと表示画面は同じで最後まで進めましたが、唯一マイナンバーカードの券面事項入力補助用の暗証番号入力画面で、Androidでは「3回間違えるとロックされます」というワーニングが出ました。
iPhoneの場合では、アプリの画面上に赤文字で同じ内容は出ていますが、ワーニング画面が別に出ると注意しようと気持ちになれますね。

暗証番号を3回間違えてロックされてしまうと、市区町村の窓口で手続きが必要になるそうなので、間違えないように落ち着いて入力しないといけないですね^^;
「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」で証明書をスマホに入れてみた感想
マイナンバーカードの読み取りもとてもスムーズで、市区町村を選んだら、すぐに1回目と2回目のワクチン接種の詳細が表示されました。
改めて、マイナンバーカードや日本政府公式アプリの使い勝手のよさを実感しました。もちろんセキュリティ問題も危惧されますが、そこもしっかり守りながら、使い勝手がよく便利になっていくとうれしいですね。
紙の証明書を持ち歩く必要がなく失くしてしまう心配もなくなるので、スマホのアプリで表示できるのは便利だなと思いました。
アプリ操作のことなどは、デジタル庁の公式ページやよくある質問などにも公開されています。私たちも必要に応じてアップデートしていこうと思います。

マイナンバーカード作ってよかったと思ったの、初めてかも?!今後に期待したいです。
それでは静岡県民割「今こそしずおか元気旅」で近くの旅を楽しんでみたいと思います!
「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」利用でホテルチェックイン時もスムーズに(2022年4月15日追記)
「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」をスマホに入れて、実際に静岡県民割「今こそしずおか元気旅」利用してホテルに宿泊しました!
アプリを立ち上げると証明書の画面が出ており「詳細を表示」とある部分をタップすると、太大文字で接種回数と最終接種日が表示されます。
チェックイン時にワクチン接種証明書と身分証明書の提示を求められ、接種証明アプリの詳細画面を見せるとスムーズに進みました。チェックイン時は予約の確認や宿泊カードの記載など、手続きがあるのでひとつでもスムーズに済むと気分的にも楽です。


新型コロナワクチン接種証明書3回目は再発行で表示可能に(2022年8月13日追記)
2022年の春はワクチン接種2回までの証明書で県民割を利用できていましたが、2022年の5月からは3回目の証明書が必要になりました。
日本政府デジタル庁の「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」は3回目以降のワクチン接種で自動的に証明書も更新されるのか、それとも再度マイナンバーカードを読み取りが必要なのか、疑問に思ったのでまずは「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」を立ち上げてみました。
すると2回目接種までの証明書と「再発行」の文字が表示されています。
アプリにも記載されていたのは、新たにワクチンを接種した場合は再発行が必要とのこと。
早速再発行ボタンから進めてみます。

再発行ボタンを押してからは、日本国内用か海外用かの選択、マイナンバーカード利用のための券面事項入力補助用の暗証番号を入力、マイナンバーカードを読み取り市区町村を選ぶまで前回と全く同じ作業です。
最後に「発行」ボタンを押すと、無事に3回目接種の証明書が表示されました。
作業も証明書の画面もiPhoneとAndroidで表示の差は特になかったです。



※2022年8月4日(木)に接種をし翌日に再発行をしてみたところ反映されず、8月9日(火)に同じ作業をしたところ表示されました。接種をしてから反映されるまでに時間がかかるそうです。詳しくは市区町村の担当部署への問い合わせとなります。
2回目までと同じ作業で画面通りに進めることが出来ますので、迷うことなく3回目の表示もできるようになりました。
今後もワクチン接種証明書の提示が必要な県民割などに活用していきたいと思います。
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