こんにちは!サブ管理人です。
残暑に入るころから台風のニュースが立て続けに入ってくる季節です。
9月1日は防災の日ということもあり、市政ニュースのメインテーマでも防災グッズのことが取り上げられていました。
そこでうちも改めて防災グッズの見直しをすることに。
貴重品、食料品、衛生用品と、順番に最低限のものをチェック中、モバイルバッテリーがないことに気づきました。
災害時や緊急時は、正しい情報が欲しいですし、連絡手段としてももはや手放すことができないスマホ。
スマホはあっても充電されていなければ使えません。
災害時などの非常時や緊急時の備えにはモバイルバッテリーは欠かせないグッズです。
そこでモバイルバッテリーの購入を検討してみることにしました。
防災グッズのモバイルバッテリーは充電式か乾電池式か
モバイルバッテリーには充電式と乾電池式があります。
まずは充電式モバイルバッテリーの特徴をみてみます。
充電式モバイルバッテリーの特徴
- 事前に充電しておく必要あり
- 本体を充電するためのコンセントが必要
- 本体自体に重量がある
- バッテリー劣化による寿命あり
- スマホをフル充電できる商品もあり
次に乾電池式モバイルバッテリーの特徴をみてみます。
乾電池式モバイルバッテリーの特徴
- 乾電池で充電ができる
- バッテリーの膨張の心配がない
- 本体が軽いものが多い
- スマホをフル充電できない
日頃から充電式モバイルバッテリーを使っている場合には、手持ちのものを利用するのがいいかなと思います。
モバイルバッテリーを日常的に使用せず、防災バッグに入れっぱなしの場合は充電式と乾電池式のどっちがいいのか悩みました。
充電式は乾電池に比べて大容量のバッテリーがついているものがあり、乾電池代のことを思うとコスパよく思えますし、スマホをフル充電できるものがあります。
しかし、事前に充電しておく必要や本体を充電するためのコンセントが必要です。
停電になってしまった場合、充電されていないモバイルバッテリーは使えなくなってしまいます。
また、防災バッグに入れっぱなしにしておくと、いざ非常時になると本体が充電できていない、バッテリーの寿命、膨張、劣化などで使えないなどといったことが考えられます。
以前、充電式モバイルバッテリーを持っていたことがあるのですが、長年放置していたためか、バッテリーが膨張してしまい処分したことがあります(※自治体の規定通りに処分しました)。
ふと手元の防災グッズを見てみると、携帯ラジオや懐中電灯なども乾電池を使うことに気がつきました。
そこで、電源がなくても乾電池さえあれば使える防災グッズで揃えておけばいいんじゃないの?と思いつき、乾電池式のモバイルバッテリーを探してみることに。
災害時のスマホ充電に「乾電池式のモバイルバッテリー」
日頃から充電式のモバイルバッテリーを使っていないと、いざというときにバッテリーの膨張や劣化で使えないことがあります。
乾電池式の場合は、非常時だけ乾電池(使用期限内)を入れて使うようにしていると、バッテリーの劣化などの心配もなく使えます。
乾電池式のモバイルバッテリーは様々販売されていますが、国内メーカーのエレコムの商品、パナソニックの商品、オーム電機の商品をピックアップしてみました。
安いものは Amazon で 2,000円以下で購入できる商品です。
エレコム 乾電池式 モバイルバッテリー(DE-KD02BK)
スマホ周辺機器だけでなくIT機器で商品を探すと必ずといっていいほどエレコムの商品が目に入ります。
エレコムからもたくさんの種類のモバイルバッテリーが販売されていますが、その中から 乾電池式モバイルバッテリー「DE-KD02BK」をピックアップ。
USB で繋いでスマホを充電できる乾電池式モバイルバッテリーです。
※2023年8月16日調べ
USB ポートは C と A の2箇所ありますが、同時に両方使って充電することはできません。どちらか1つだけになります。
単3形乾電池が4本付属しているとのことですが、動作確認用と書かれていますので、新品の乾電池は別途準備しておいたほうがよさそう。
充電できる目安として 4,000mAh の Android スマホであれば 0% から約 50% まで充電ができるとのこと。
使用状況や気温・温度、スマートフォンの機種によるので、あくまでも目安ですが、充電式モバイルバッテリーに比べると乾電池がその点劣えても仕方ないかなと思います。
緊急用と考えるとフル充電は無理でも、使えるくらいまで回復すればなんとかなりそうですね。
- エレコム | 乾電池式モバイルバッテリー DE-KD02BK
「エレコム 乾電池式モバイルバッテリー(DE-KD02BK)」を実際に買って、スマホが充電される時間、回復容量がどのくらいなのかを試してみました。
充電に時間はかかりますが、完全に停電してしまった時や電源がない時には、乾電池式モバイルバッテリーが1つあれば気休めになるかなという印象です。
その他、乾電池は付属の乾電池と Panasonic のエボルタNEO で充電のスピードは異なるのか試してみたことを別記事にしています(自分なりの環境で試してみたこととなります)。参考までにご覧ください。
パナソニックの乾電池式モバイルバッテリー(BH-BZ40K)
大手電器メーカーのパナソニックでもモバイルバッテリーの商品がさまざまあります。
その中から LEDライト搭載 乾電池式モバイルバッテリー「BH-BZ40K」をピックアップしました。
スマホの充電機能だけでなく、暗闇で便利な LEDライト機能付きです。
※2023年8月16日調べ
パナソニックの乾電池式モバイルバッテリー「BH-BZ40K」は、乾電池の容量・種類・銘柄の違う電池を混ぜて使用できるという点が特徴です。
電池は4本使いますが、個別に電池の状態を判別する機能があり混ぜて使うことができるそうです(4本中1本でも電池の寿命がくると機能が停止したり使用時間が短くなることがある)。
メーカー(銘柄)が異なってもとりあえず手持ちの電池で充電できるのは便利そうです。
新品の単3形 乾電池 エボルタNEO を4本使用して充電できる目安として、約 2700mAh のスマートフォンであれば 約 0.5 回 ~ 0.7 回 とされています。
パナソニックの商品なので、目安の例も エボルタNEO を4本使用することとしています。
商品には Panasonic 単3形 乾電池 エボルタNEO が4本付いているので、緊急時にこそ エボルタNEO も試して使うことができそうです。
エレコムの乾電池式モバイルバッテリー同様に、使用状況や周辺温度、スマートフォンの機種によって異なることがあるのであくまでも目安として考えておきましょう。
Panasonic | 乾電池式モバイルバッテリー BH-BZ40K
パナソニックの乾電池式入出力急速充電器セット(K-KJ87MCC40L)
上記の乾電池式モバイルバッテリーより少し値段が上がりますが、エネループやエボルタの充電池を充電する機能に、モバイルバッテリーの機能がついている商品です。
スマホを充電するときは、充電池以外に乾電池でも使えます。
懐中電灯の代わりになる LEDライトのアタッチメントも付属されているので3つの機能があるということになりますね。
今回はスマホの充電用としての機能のみをピックアップして見てみます。
※2023年8月16日調べ
目安として、約 2700mAh のスマートフォンであれば 約 0.5回 充電が可能とされています。
スマホの充電には乾電池も利用可能とのことなので、日頃はエネループなど充電池の充電器として利用し、災害時にはモバイルバッテリーとして利用するという使い方ができます。
まちがえて乾電池を充電してしまったら危ないのでは?と思ったのですが、乾電池を入れた場合は自動で検出・充電防止機能がついているので安心です!
- Panasonic | 単3形 エネループ 4本付 USB入出力付急速充電器セット K-KJ87MCC40L
オーム電機 乾電池式モバイル充電器(01-7162)
オーム電気も国内の企業で電気機器をさまざま展開しています。
防災グッズとして使える電池式充電器もありました。
※2023年8月16日調べ
品番 : 01-7162 は USB TypeC ケーブル付きのモバイルバッテリーです。
iPhone 用にライトニングコネクタ付きの商品( 品番:01-7161)もあるので、欲しいケーブルで選ぶことができます。
公式サイト等で目安として電池4本でどのくらい充電できるのかは記載がありませんが 出力 0.8A とあるので、他とあまりかわらないのかなと考えられます。
- 株式会社オーム電機 | AudioComm電池式充電器 スマートフォン用 USB TypeC [品番]01-7162
- 株式会社オーム電機 | AudioComm電池式充電器 スマートフォン用 ライトニングコネクタ [品番]01-7161
防災グッズに乾電池も準備しておこう!
以上、防災グッズとして電池でスマホが充電できるモバイルバッテリーをいくつかピックアップしてみました。
どれにしようか悩みますが、電池式モバイルバッテリーに欠かせない乾電池も用意しておきたいところです。
乾電池もアルカリやマンガン、リチウムなどいろいろあります。
電池式モバイルバッテリーの商品説明欄や同封の説明書等には、使用する乾電池の種類の記載があります。
商品説明欄記載されている以外の電池を使うことは危険ですし、商品によってはアルカリとニッケル電池を混在して利用してはいけないなど、さまざまです。
また、モバイルバッテリーに電池を入れっぱなしにしていると液漏れの心配がありますし、乾電池にも使用期限があります。
以前、使わなくなった照明機器のリモコンに電池を入れっぱなしにしていたら液漏れしてしまったことがありました。
使用しない時は乾電池は本体から抜いておきましょう。
商品説明にある通りの使い方をするということを前提に、乾電池も準備しておくことにします。
上記で紹介した商品はいずれもアルカリ乾電池であれば使えます。
防災グッズの中にある懐中電灯もラジオもアルカリ乾電池であれば問題なさそうだったので改めてアルカリ乾電池を探してみたところ・・・。
やはりキャラクターがかわいいPanasonic の エボルタNEO の乾電池が目に止まりました。
紹介したモバイルバッテリーの中でも Panasonic 製品の商品は、エボルタNEO の使用を推奨していましたし、どうせなら長持ちして長期保存できるアルカリ乾電池が欲しいです。
Panasonic のアルカリ乾電池 エボルタNEO は、世界一長持ちする単3形アルカリ乾電池として2022年10月1日にギネス世界記録に再認定されているとのこと。
温度環境にもよりますが、新品のまま10年間保存ができるとも紹介されていますので、防災グッズに向いている単3形アルカリ乾電池だと思えます。
防災グッズはいざという時のために準備はしておきますが、できれば一生使いたくないですね。
備えあれば憂いなし。心配性すぎると荷物も増えるので、最低限の防災グッズだけは揃えておこうと思います。
※商品購入時にはメーカー公式サイトや Amazon などの販売店等の商品説明をよくご確認下さい。
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