MediaTek搭載スマホでベンチマークテストを行う連載。
今回は番外編という事で、DemensityやHelioなどのブランドネームのついていない MediaTek MT6737搭載 Priori 4 を使ってレビューします。
Priori 4 は 2017年1月頃 FREETEL(フリーテル)から販売開始されたスマホ。Priori 4 はプラスワン・マーケティング株式会社が販売していましたが、この会社は民事再生法手続きを行い、FREETELブランドをMAYA SYSTEMに譲渡した経緯があります。そのような経緯もあるのか、Priori 4 の公式な技術仕様を確認する場所が見当たりませんでした。
そのため今回は価格.comのサイトの仕様を参考にします。
価格.comの Priori 4 製品ページを確認すると MediaTek MT6737(クアッドコア)というCPU(SoC)が搭載されているとわかります。
MediaTek MT6737の性能を試してみたくて、Priori 4 にAntutuベンチマークをインストールしてベンチマークスコアを計測しました💪
MediaTek MT6737 AnTuTuベンチマークスコア
Priori 4 AnTuTu Benchmark
ベンチマーク結果(v9.2.6) | 53,325 |
CPU | 16,891 |
GPU | 2942 |
MEM | 14,674 |
UX | 18,818 |
このスコアは異常です。と表記されてしまいました。英文は以下の通り。
Current performance of the device is obviously beyond the normal level. The device may have adopted up-to-date technology or is suspected cheating!
上記AnTuTu Benchmark画像内より引用
Google翻訳で翻訳すると…
デバイスの現在のパフォーマンスは明らかに通常のレベルを超えています。 デバイスは最新のテクノロジーを採用しているか、不正行為の疑いがあります。
上記英文をGoogle翻訳より引用
デバイスに最新のテクノロジーを採用って改造?
言う間もなく改造はしてないですし、不正行為もしてないんですけど(笑)。
UXスコア 18,818に対して、このスコアは異常です、と表記!?
なんだこれ😅
画像処理の数字が黄色くなっていますので、この数値が高すぎるのかな?
それにしても AnTuTu Benchmark でこのような表記が出るのは初めて!
健康診断で異常な数値を出したくはないですが、スマホのスコアで異常な数値を叩き出すなんて、、、ちょっと楽しい管理人です😆
2回目に計測すると特に異常とは言われずに済みました!
それでも、総合スコアで53,130も出てます。
そんなに異常でもないような(笑)。
MediaTek MT6737 への管理人の感想
あくまでも管理人の個人的な感想となりますので、参考程度にご覧ください。
MediaTek MT6737は、AnTuTu Benchmark スコアは53,325。
FREETEL Priori 4 は2017年1月発売のスマホですので、実に5年前のスマホとなります。2022年1月に性能を求めるものではないでしょう。
Android 7.0が動作していますが、アプリを押してから起動するまでのタイムラグがあり、全体的にモッサリしています。
異常なスコアとして計測してしまいましたので、あまり参考にはならないかもしれませんが、Priori 4 もまだまだ頑張れるところをアピールしてくれたのかもしれません(と思いたい)。
しかし、2022年1月現在の AnTuTu Benchmark v9.2.6 がインストールでき、また動作するということもすごい事だと思いました。
古いスマホを掘り出して、遊んでみると新たな発見があり、スマホはやっぱり楽しい!
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