NTT ドコモ と NTT ドコモビジネス は、令和8年熊本地震の被災地を支援するため、衛星通信サービスや通信端末の無償提供を開始しました。
これにより、被災地における迅速な通信環境の整備と情報伝達の支援が行われています。
災害時の通信環境を整備する支援策の概要
NTT ドコモ と NTT ドコモビジネス は、2026年 7月 29日 より、熊本県や災害対応機関などに対して、衛星ブロードバンドインターネットサービスである Starlink Business のほか、スマートフォンやタブレット端末などを無償で提供しています。
この取り組みは、地震によって通信インフラが損害を受けた地域において、早期に通信手段を確保することを目的としています。
提供されるサービスと端末の詳細
今回の支援では、主に以下のリソースが提供されています。
Starlink Business による Wi-Fi 環境の構築
Starlink Business は、小型で軽量なアンテナを使用する衛星通信サービスです。
運搬が容易であり、短時間で設置して Wi-Fi 環境を構築できるため、急を要する被災地での運用に適しています。
通信端末の提供
熊本県と連携し、自治体や病院などの関係機関へ向けて、スマートフォン、タブレット端末、衛星電話を合わせて計 500 台無償で提供しています。
IT DART との連携による情報支援
NTT ドコモ は、一般社団法人 情報支援レスキュー隊( IT DART )に対しても、2026年 3月 11日 に締結した「災害時における相互協力に関する協定」に基づき、スマートフォン、タブレット、ルーターを無償で提供しています。
IT DART は、東日本大震災を契機に設立された、災害時の情報連携不足を解消するための専門団体です。
被災者や支援団体を対象に、情報の収集・活用・発信に関わる支援活動を行っており、能登半島地震や奥能登豪雨においても、避難所への通信環境提供のためのマニュアル作成や、ボランティア情報の整理・発信などの活動実績があります。
この協定により、ドコモ が提供した端末を IT DART が活用して迅速な被災地支援を行い、そこで収集した現場情報をドコモ に連携することで、より状況に即した復旧支援活動につなげる体制を構築しています。
通信支援によって得られること
今回の無償提供により、主に以下のような方々への支援となります。
- 被災された方々
スマートフォンや Wi-Fi 環境を通じて、緊急時の必要な情報を迅速に収集することが可能になります。 - 救援活動に従事される方々
関係者との連絡手段が確保されるため、迅速な連携や状況報告などのスムーズな情報伝達が行えます。 - 自治体や病院などの関係機関
衛星通信によるインターネット環境を早期に構築でき、災害対応に必要な業務連絡やデータ通信を継続できます。
今後の対応について
NTT ドコモ と NTT ドコモビジネス は、単なる通信環境の整備にとどまらず、今後も被災地や関係機関のニーズを丁寧に汲み取りながら、継続的な支援を行っていく方針です。

前回、モトローラが令和8年熊本地震で被災された方々にスマホを無償提供する、というニュースを取り上げました。
ドコモも同様の取り組みを実施していましたので、今回このニュースを取り上げました。
災害時において、通信手段というのは非常に重要なものとなります。
通信会社や通信端末のメーカーがお金ではなく技術を無償提供するというのは非常に頼りになる支援のように思いました。

令和8年熊本地震に関して、NTTドコモ以外の通信会社もぞくぞくと支援を始めています。
契約プランのデータ容量を超しても通信速度そのままで使える、月額料金の支払い期限の延長、などなど多岐にわたります。
各社公式ホームページのお知らせページ等で支援の情報は開示されていますが、そういった情報も端末と使える通信がないと、なかなか届きません。
その両方を提供する支援は、心強いなと感じました。

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