※アイキャッチ画像はイメージです。
Apple独自のSoC(Apple Silicon)搭載スマホでベンチマークテストを行う連載。
本記事では A14 Bionic搭載 iPhone 12 Pro / iPhone 12 を使用します。
appleの製品ページを確認すると A14 BionicというSoCが搭載されているとわかります。
A14 Bionicの性能を試してみたくて、iPhone 12 Pro と iPhone 12 にAnTuTuベンチマークをインストールしてベンチマークスコアを計測しました。
A14 Bionic AnTuTu ベンチマークスコア
iPhone 12 Pro AnTuTu Benchmark
ベンチマーク結果(v9.0.4) | 709,214 |
CPU | 189,512 |
GPU | 281,553 |
MEM | 115,933 |
UX | 122,216 |
以下は、さらに複数回AnTuTu Benchmarkを行ってみたところ。
ベンチマーク結果(v9.0.7) | 751,487 |
CPU | 193,033 |
GPU | 311,208 |
MEM | 121,865 |
UX | 125,381 |
ベンチマーク結果(v9.0.7) | 749,256 |
CPU | 189,176 |
GPU | 309,177 |
MEM | 122,479 |
UX | 128,424 |
iPhone 12 AnTuTu Benchmark
ベンチマーク結果(v9.0.7) | 715,165 |
CPU | 194,798 |
GPU | 308,852 |
MEM | 83,294 |
UX | 128,221 |
以下は、さらに複数回AnTuTu Benchmarkを行ってみたところ。
ベンチマーク結果(v9.0.7) | 710,180 |
CPU | 190,337 |
GPU | 305,943 |
MEM | 86,704 |
UX | 127,196 |
ベンチマーク結果(v9.0.7) | 685,385 |
CPU | 190,682 |
GPU | 278,694 |
MEM | 87,228 |
UX | 128,781 |
A14 Bionic と A13 Bionic の AnTuTu ベンチマーク比較
A14 Bionic(iPhone 12 Pro)の AnTuTu Benchmark は 709,214
A13 Bionic(iPhone SE2)の AnTuTu Benchmark は 565,491
上記のiPhoneで比較した場合、15万ほどの差が出る結果が確認できました。
A14 Bionic 搭載スマートフォン
A14 Bionicを搭載しているスマホは、iPhone 12 Proに加え、他にも以下のようなスマホがあるようです。
iPhone 12 シリーズにはA14 Bionicが搭載されていることがわかります。
スマホではありませんが、タブレットとしては iPad Air (第4世代) にA14 Bionicが搭載されています。
A14 Bionic への管理人の感想
あくまでも管理人の個人的な感想となりますので、参考程度にご覧ください。
A14 Bionicのスコアは iPhone 12 Pro の AnTuTu Benchmark(v9.0.4 / v9.0.7)にて709,214〜751,487、iPhone 12 の AnTuTu Benchmark(v9.0.7)にて685,385〜715,165というスコアを出しました。
管理人個人は20万後半〜30万スコアのスマホはハイエンドスマホ(少し感覚が古いのですがw)、という印象がありますので、70万超えのスコアはとんでもないモンスタースペックと言えます。
とは言え、2021年後半にもなると他社製のSoC(Snapdragon 8 Gen 1)ではAnTuTu Benchmarkスコアの100万超えるという噂も飛び交っています。
2022年にはハイエンドスマホ = AnTuTu Benchmark スコア 70万〜100万ほど、という感覚になっていくのかもしれません。
2021年12月現在、管理人はiPhone 12 Proに NieR Re[in]carnation(ニーア リィンカーネーション)というゲームをインストールしてプレイしていますが、基本的には快適に動作をしています。
しかし、長時間連続してゲームを行っていると、時々カクカク動作する場面がありました。そういった場合には一度アプリを落として再度立ち上げると快適動作に戻ります。
ハイエンドスマホと言っても、使う頻度や状況によってはカクカクすることもあるのだなぁと思ったところです(ハイエンドゆえの3Dグラフィックなど高負荷な処理でもできるでしょ?的な期待もあるのかもしれませんが)。
ローエンドやミドルレンジのスマホをレビューする時あまり期待値が高くないせいなのか予想よりサクサク動くと「できる子!」と感じてしまいますが、ハイエンド機種にも期待値が高いのが前提のため、ちょっとでも鈍い動きをすると「何?!この子!」と思ってしまいがちではないかと感じた管理人でした(笑)。
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