こんにちは!管理人です。
ワイモバイルから発売されている moto g53y 5G で原神はどの程度動くのか気になります。
ということで、moto g53y 5G の実機に原神をインストールして、原神アプリの起動、街のちょっとした散策からワープして戦闘を試してみましたので、その様子を動画でご覧いただければと思います。
また、原神をプレイするにあたり、moto g53y 5G にて行った設定もご紹介します。
さらに、原神公式に公開されている推奨および対応可能デバイスの確認と、moto g53y 5G のスペックについても確認してみたいと思います。
moto g53y 5G 実機での原神プレイ動画
moto g53y 5G で原神をプレイする場合、どのように動作するのかの参考に、まずは次の動画(4分42秒)をご覧ください(動画はサイズを減らすための圧縮のみで、動画編集アプリで編集はしていません)。
この動画は moto g53y 5G の実機で原神をプレイしているものですが、多少なり原神アプリを動かした後の状態を録画しています。
moto g53y 5G に原神をインストールして初めて起動する場合は、キャラクターや街の情報やマップなどのリソースがまだ何も読み込まれていない状態です。
そのため、初めのうちはかなりカクカクして動作もモタつきますが、動かしている間に次第に安定していきます。
次第に安定していくと言っても快適に動作するとは言えませんので、あくまでも動作はするといった具合かなと思いますので、ヌルヌルサクサク快適に原神をプレイしたいという人には物足りないスペックだとも思います。
とは言え、エントリーモデルでこれほど動くというのも驚きと言いますか、意外であるとも言えます。
原神をプレイするにあたり moto g53y 5G にて行った設定
今回撮影した動画では、原神の画面 > グラフィックスの画質をデフォルトの「低」に設定しました。

「低(デフォルト)」の設定では現在のデバイス負荷が「スムーズ」ですので、最低でも「スムーズ」です。

「低」「最低」では「スムーズ」であるのに対して、「中」「高」「最高」の設定では現在のデバイス負荷が「非常に高い」となることがわかりました。
また、今回、moto g53y 5G で原神をプレイするにあたり、あらかじめ設定していたものが2つあります。
- RAMブースト
- Moto アプリのプレイ設定
1つ目の RAMブーストは以前の記事でも紹介しましたが、moto g53y 5G のストレージの一部をメモリとして使う設定です。
原神のプレイの滑らかさに直接の影響はなさそうですが、メモリ不足で原神アプリが落ちる場合は改善に役立つかもしれません。
2つ目の Moto アプリのプレイ設定では、パフォーマンスモードとディスプレイのリフレッシュレートをあらかじめ設定しておきました。
設定方法は、Moto アプリを開き、プレイ > ゲーム と画面を進めて原神を選び、右上の歯車のボタンをタップしてパフォーマンスモードを「高パフォーマンス」、ディスプレイのリフレッシュレートを「120Hz」に設定するといった手順です。








今回撮影した原神プレイ動画で(多少なり)動作に影響があるかも?と考えられる設定をご紹介しました。
これらの設定は必須ではありませんので、moto g53y 5G で原神をプレイする際の参考にご覧ください。
原神の推奨および対応可能デバイス
ちなみに原神がプレイできる Android スマートフォンについては、原神公式サイトに掲載されている「推奨及び対応可能デバイスについて(2023/8/17 更新済み)」の情報が参考になります。
以下は、その情報をもとに Android スマートフォンの推奨および対応可能デバイスについて記載します。
※ 互換性のあるスペック: Arm v8a 64bit
OS: Android 8.0 以上
ストレージ: 30GB 以上の空き容量が必要
メモリ: 4GB 以上
CPU: Snapdragon 855 / Kirin 820 以上
OS: Android 11.0 以上
ストレージ: 30GB 以上の空き容量が必要
メモリ: 6GB 以上
※ 2023年9月22日調べ
Android 8 以上 + 30GB 以上のストレージ + メモリ 4GB を積んでいれば原神はプレイできそうな印象です。
推奨されるスペックの Snapdragon 855 / Kirin 820 は少し古い機種に採用されている CPU ですが、Snapdragon 855 に関してはハイエンドモデルに採用されてきたものですので、ハイエンドの Android スマートフォンを推奨しているようにも見えます。
快適にプレイするにはもっとスペックの良さそうなスマホが必要そうですが。

原神の対応可能デバイスと推奨デバイスがわかったところで、次は moto g53y 5g の CPU・ROM・RAM について確認してみましょう!
- 推奨及び対応可能デバイスについて(2023/8/17 更新済み)
moto g53y 5g の CPU・ROM・RAM について
ワイモバイル公式サイトで moto g53y 5g のチップセット(CPU)・ストレージ(ROM)・メモリ(RAM)を確認すると、以下が採用されているとわかります。
チップセット(CPU): Snapdragon 480+ 5G
ストレージ(ROM) 128GB
メモリ(RAM) 4GB
Snapdragon 480+ 5G は 2021年〜2023年 の Android スマートフォンのエントリーモデルに採用されているチップセット(CPU)ですが、AnTuTu benchmark や Geekbench のハードウェア詳細を確認すると arm64-v8a (AArch64) をサポートしていることがわかります。
ストレージについては 128GB ありますので、原神アプリのインストールは可能。
メモリはギリギリといったところですが、moto g53y 5g には先ほど紹介しました RAMブースト機能が搭載されていますので、原神をプレイする場合は RAMブーストをオンにしておくのも良いかもしれません。
スペックを見たところ、原神のインストールは可能で、対応可能デバイスとしても適しているように見えます。
ただし、推奨デバイスとまでは言えないスペックではないかと考えます。
- moto g53y 5G|スマートフォン|製品|Y!mobile – 格安SIM・スマホはワイモバイルで
- motorola moto g53y 5G – Geekbench ( hellomobileworld )
moto g53y 5G で原神をプレイするならサブ機として
原神をスマホでプレイする場合でもグラフィックが綺麗でかつ滑らかに動作して欲しいと思うところ。
moto g53y 5G をメイン機種にして原神をプレイするにはストレスを感じてしまう可能性があります。
普段、原神をPCまたはプレステ等でプレイしている人が、デイリークエストや武器・聖遺物の強化など外出先で軽くプレイする場合であれば使えそうという印象。
とは言うものの、プレイ動画の箇所でも記載しましたが、エントリーモデルでこれだけ動くというのも面白いところかなとも思いました。
moto g53y 5G は 128GB のストレージを搭載していますので、一括1円などで安く入手した場合にサブ機として使うというなら、それはそれでありなのかもしれません。
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