こんにちは。サブ管理人です。
2022年10月より全国旅行支援が始まりました。
旅行代金の割引やクーポン券の配布があり適用されればお得感があります。
まだまだ遠出に勇気は出ない+意外と近場の宿泊施設のことを知らないということで、今回は近場のホテルを利用して地域クーポン券を入手しました。
静岡県の地域クーポン券は二次元コード決済のアプリ region PAY(リージョンペイ)を利用することが前提となっています。
アプリを利用してクーポン金額をチャージし、アプリを使えるお店でアプリを使って支払いをすることになります。
地域クーポン券の利用方法は各自治体のホームページに記載があります。
全国旅行支援のおさらい
全国旅行支援は2022年10月11日からスタートした政府が実施する観光需要喚起策です。
都道府県により実際開始される日は様々ですのでまずは利用したい地域の状況と、割引とクーポンの利用方法等もご自身でよく確認してから利用が必要です。
政府が実施する支援の内容は以下の通りです。
まずは旅行代金の割引です。宿泊のみと新幹線など交通機関と宿泊のセットで利用する場合で割引額とその上限額が異なります。
旅行代金の割引に加えて、旅先の地域で利用できるクーポン券が配布されています。宿泊する日により金額が異なります。
以上の「旅行代金の割引」と「クーポン券の配布」が政府の実施する全国旅行支援により、個人が受けることができる特典です。
全国旅行支援の施策内容を受けるためには条件があり、宿泊日当日に必要な書類等もあります。
今回静岡県のホテルに宿泊することで宿泊費の値引きと「しずおか元気旅 ふじのくに地域クーポン」をもらうことができました。
旅行代金の値引きは、全国旅行支援に対応している予約サイトや旅行会社等で申し込みをすると適用されます(予算がなくなったり、適用外の場合など値引き対象外になることがあります)。
静岡県の地域クーポン券は region PAY というアプリの利用が必須となっていましたので、以下に region PAY アプリのダウンロードから利用してみたことについて書いてみます。
region PAY(リージョンペイ)とは
region PAY(リージョンペイ)は地域限定で貯めたり使うことができるデジタル地域通貨のアプリです。
全国旅行支援の施策のひとつである地域クーポン券の配布は、都道府県により方法が異なります。
region PAY のアプリに宿泊施設から配布されたクーポンの金額をチャージし、支払い対応可能なお店で専用の二次元コードを読み取り、チャージされた金額内で支払いを行います。
region PAY の使い方
region PAY のインストール方法
まずは region PAYアプリをスマホにインストールします。
ホテルから配布された紙に地域クーポン券として、利用者名・クーポン金額・有効期間・チャージコード等が記載されています。
また、region PAYアプリをダウンロードするためのiPhone用とAndroid用の二次元コード、クーポン金額をチャージするための二次元コードとその使い方が記載されていました。
iPhone用の二次元コードからアプリをダウンロードしてみましたが、読み込みが出来ませんでしたので、APPストアから「region PAY」を検索してダウンロード(入手)しました。
紙の地域クーポンから region PAY へのチャージ方法
region PAYアプリのダウンロードが完了したらアプリを立ち上げて初期設定を行います。
アプリを立ち上げると「”regionPay”に位置情報の使用を許可しますか?」と表示されます。近くの region PAYアプリが利用できる店舗を検索をしたい場合に使用されるものなので「Appの使用中は許可」を選びます。
「ログイン」画面で「新規登録の方はこちら」をタップします。
「アカウントを作成する」画面で携帯電話番号によるSMS承認を行うため電話番号を入力し、パスワードを設定します。
画面上に「パスワードは8文字以上にし、数字、大文字の英字、小文字の英字をすべて含める必要があります」と記載があるため、8文字以上で数字と英字の大文字と小文字全てが入るようなパスワードを入力します。
パスワードの入力は黒丸(●)で表示されるため、間違って入力しても見えないので注意しながら入力しました。
電話番号とパスワードの入力が終わると「region PAY 利用規約」「プライバシーポリシー」の青い文字があるのでタップして確認後「上記に同意して新規登録」をタップします。
次の「ログイン認証」画面では先ほど入力した電話番号のSMSに送られてきた認証番号を入力後、生年月、性別、郵便番号もしくは住所を入力します。
次に対象の地域を設定します。
「地域を追加」のプラスをタップすると地域一覧ページになります。今回は静岡県「今こそしずおか元気旅」を選択して設定します。
無事にregion PAY アプリに静岡県「今こそしずおか元気旅」ふじのくに地域クーポンが反映されました。
チャージがまだされていませんのでアプリ上でも「0円」になっているため、早速チャージをしてみます。
先ほど反映された静岡県「今こそしずおか元気旅」ふじのくに地域クーポンをタップ > 説明文部分を下にスクロール >「チャージする」もしくは「チャージ」をタップ > 「”regionPay”がカメラへのアクセスを求めています」と表示されますので(二次元コードの読み取りが必要な為)「OK」をタップします。
カメラが起動し、宿泊施設からもらった地域クーポンのチャージコード(二次元コード)を読み取ります。
チャージコード(二次元コード)の金額がアプリ上で反映されたら、チャージ完了です。
地域クーポンのチャージコード(二次元コード)が複数枚ある場合は、同じ作業で1枚ずつチャージコード(二次元コード)を読み取って行きます。
念の為 region Pay を利用する時に生体認証でロック解除が出来るように設定をします。
アプリのホーム画面の左上の3本線をタップ > メニュー画面 > 「セキュリティ」をタップ
セキュリティ画面で「パスワードロック」の次に「生体認証を有効する」の順番でボタンをオンにしていきます。
「パスワードロック」は任意の4桁の数字を設定します。確認のため2回同じ画面が出るので同じ番号を設定します。
「パスワードロック」がオンの状態になると「生体認証を有効する」のボタンをオンにすることができます。
支払い方法
チャージが出来たら次は実際に region Payで支払いをしてみます。
region Payの支払いを対応しているお店のレジで「region Pay で支払います」と伝えるとお店の二次元コードを提示されますので、region Pay アプリでその二次元コードを読み取り、支払い金額を入力して支払いを行います。
支払う時には region Pay アプリで利用する地域クーポンをタップして表示し、下にスクロールすると「支払う」ボタンが出てきます。
「支払う」ボタンをタップすると「QRコード読み取り」画面になりますので、お店の二次元コードをカメラにかざして読み取りします。
お店の名前と「決済ポイントを入力してください」と表示 > 支払い金額を入力 > お店の方に金額があっているか確認をします。金額に間違いがなければ「決済する」をタップして支払い完了となります。
近くの使えるお店の確認方法
region Payは支払いが出来るお店が決まっています。どのお店が対応しているのかはregion Pay アプリで調べることが出来ます。
region Pay アプリで地域クーポンの画面を表示し、下にある「近くの使える店」をタップすると現在地とその付近でregion Payが使えるお店が地図上で表示されます。
region Payが使えるお店で表示されていたとしても、実際には対応していない場合もあるので念の為、お買い物の前にregion Payで支払いが可能かどうか店員の方に確認しておくと安心です。
取引履歴の確認方法
region Payで支払いを重ねていくと、残高は表示されますが実際どこでどのくらい利用したのか詳細が分からなくなります。その場合取引履歴画面で表示させることができます。
region Pay アプリで地域クーポンの画面を表示し、下にある「取引履歴」をタップすると今まで利用した履歴が表示されます。
利用合計ポイント数と、利用した日時、場所、ポイント数(金額)が一覧で見ることが出来ます。
チャージした地域クーポンの有効期限の確認方法
地域クーポン券には有効期限があります。
静岡県の場合、地域クーポン券は宿泊日を1日目として8日以内が有効期限となっています。
地域クーポンのチャージコードが記載されている紙にも有効期限の記載はありますが、アプリにチャージ後はアプリ内で確認ができます。
region Pay アプリで地域クーポンの画面を表示し、3本線をタップ > メニュー > 「ポイント有効期限」をタップすると一覧で表示されます。
静岡県「今こそしずおか元気旅」ふじのくに地域クーポンは宿泊日(チェックイン日)から8日以内なので、せっせと使います!
全国旅行支援の地域クーポン券をregion PAYで使ってみて
全国旅行支援の地域クーポンは紙で発行されると思っていたら、region PAY アプリを利用しないといけないことを知った時は少し不安に思いました。
アプリの初期設定などは難しくないのか、チャージはちゃんと出来るのか、お店でスムーズに支払うことが出来るのか、戸惑うことはないだろうか・・・と、いろんなことを心配しました。
実際使ってみると、よくあるスマホのアプリ決済同様に意外とスムーズに使えることが分かりました。
お店側もまだ始まったばかりで、レジで時間がかかってしまうこともありましたが、支払いが出来なかったことは今のところありません。
通信がつながっていないと決済が出来ないので、混み合っている時間帯に混み合う場所で利用する場合を考えると不安材料は残りますが、沼津では夕方の少し混み合う時間帯や、夜の7時くらいに駅前のお店で使ってみましたが、スムーズに支払いを行うことが出来ました。
全国旅行支援は旅費の補助もあり、地域クーポン券ではお土産物だけではなく食料品や日常用品を購入するお店でも利用出来ますので、いろいろお得でうれしいです。
region PAYで支払い時にエラーが出た場合(2022年10月28日追記)
つい最近、region PAYで支払いを行おうとお店で二次元コードを読み取った時に、チャージは十分に足りていて店舗の二次元コードも間違っていないのですが「エラー表示」が画面に出ました。
支払い時にエラーが出ると焦ってしまい内容をはっきり覚えていませんが、エラーにより支払いが出来ないようなことだったと思います。
エラー表示は様々あるかもしれません。
今回サブ管理人が体験したエラーは、支払い時に二次元コードを読みこんだ直後に表示されました。
落ち着いてアプリを一旦終了し、再度立ち上げると解消され無事にスムーズに支払いをすることが出来ました。
すぐに解決出来たことはよかったのですが、実はこのエラー表示は2回目です。
そこで自分の行動パターンが2回とも同じだったことに気がつきました。
お店に入る前から買い物の間ずっとregion PAYアプリを立ち上げっぱなしにしていた(アプリを終了にしていなかった)ことです。
region PAYアプリを立ち上げっぱなし状態のまま、生体認証をして「支払う」→「QRコードを読み取り」をするとエラー表示が出たのではないかと考えられます。
アプリを立ち上げっぱなしだと実際使う時にエラーが出ることがあるのかもしれません。
いろんなエラーパターンがあるかもしれませんが、今回はエラーが出た時のひとつの対処法としてregion PAYアプリを一旦終了して再度立ち上げることをご紹介しました。
同じような体験をされた方に参考になれれば幸いです。
region PAYを使い切りたい場合(2022年11月13日追記)
region PAYに読み取った地域クーポンには有効期限があります。
有効期限内に使い切ってしまいたい場合、残高分ちょうどの支払いにすることは品物の選び方など面倒でもあります。
region PAYの残高分を使い切って、足りない部分は現金やクレジットカードで支払うことが出来るのか疑問に思いました。
そこで近くのお店で確認して試してみたところ、region PAYの支払いとその他の支払いを合わせることが出来ることが分かりました。レジにてregion PAYを使い切って足りない部分は他で支払う旨を伝えるだけです。
レジでスムーズに支払いうことが出来ましたが、念の為事前にサービスカウンターで問い合わせてから買い物をしました。
お店により対応が異なることもあると思いますので、事前に問い合わせてみて下さい。
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