こんにちは!管理人です。
moto g64y 5G のカメラって、リアルにどんな感じで写真が撮れるだろう?ということで、近所の風景を撮影してきました。
今回の記事では、moto g64y 5G の画素数や手振れ補正などカメラの性能を確認しつつ、実際に撮影した写真を掲載、撮影した感想について書きたいと思います。
moto g64y 5G の画素数・手振れ補正などカメラ性能について
moto g64y 5G のアウトカメラは2眼。

1つ目の広角レンズは約 5,000万画素とのことですが、写真の保存サイズは 最大1,250万画素。
5,000万画素だけど写真の保存サイズは最大 1,250万画素???となりますが、これはクアッドピクセルテクノロジーによるもののようです。
クアッドピクセルテクノロジーとは、 4つのピクセルを1ピクセルに統合する技術とのこと、5,000万画素 / 4 = 1,250万画素ということかな?より多くの光を取り込むことができ、昼夜問わずシャープで鮮やかな写真を撮影できる、と公式に案内されています。
4つのピクセルを1つに統合するということですので、写真の粒度を凝縮している、とでも解釈すればいいんですかね。
実際に撮影した写真の情報を見てみると、縦横比 4 : 3 の写真は 4,080 x 3,060 ピクセル(12.5MP)というサイズで保存され、縦横比 16 : 9 の写真は 4,080 x 2,296 (9.4MP)というサイズで保存されました。


そして広角レンズは光学手ぶれ補正(OIS)を搭載していますので、写真で手ブレしやすい人には嬉しい機能かなと思います。
次に、2つ目のマクロレンズは約 200万画素。
実際に撮影した写真の情報を見てみると、縦横比 4 : 3 の写真は 1,600 x 1,200 ピクセル(1.9MP)というサイズで保存され、縦横比 16 : 9 の写真は 1,600 x 900 (1.4MP)というサイズで保存されました。


画素数(写真保存サイズ)も小さいので、スマホで見る分には綺麗に見えても、パソコンやテレビなどで出力した時には粗くみえるかもしれません。おまけ程度のレンズという感じですかね。
次、インカメラは 約1,600万画素。
管理人は自撮りも興味ないし顔出しもしたくないので、インカメラは本記事ではそれほど触れません、すみません。
インカメラを起動すると人物の顔のボタンがあり、それを押すとビューティーモードのようなものになりました。肌色を褐色にしたりチークを塗った風にしたり、大きな目、よりスリムな顔、よりスリムな鼻、、、盛れば盛るほど宇宙人のような顔になっていきます(笑)。
マクロレンズ、インカメラには光学手ぶれ補正(OIS)は搭載されていなさそうです。
※ カメラ性能などスペックについて、詳しくはワイモバイル公式サイトにてご確認ください。
moto g64y 5G カメラの操作画面
カメラアプリを立ち上げると画面下にシャッターボタンがあります。一般的なカメラアプリと使い方は一緒です。

画面上のボタンは左から、フラッシュのオンオフ、ナイトビジョン(夜景モード)のオンオフ、画像の設定(自動補正・ナチュラル)の切り替え、写真の縦横比( 1:1 / 3:4 / 9:16 )の変更、カメラの設定です。
カメラ画面を左右にスワイプすると、写真、動画、スローモーション、ポートレート、プロから撮影モードを切り替えることが可能。
撮影モードを詳細に切り替えると、スポットカラー、ナイトビジョン、パノラマ、スキャン、デュアル撮影、タイムラプス(スポットカラーとデュアル撮影は動画もあり)が表示されます。

よく使う撮影モードにすぐアクセスするための編集モードもあり。以下は、写真の横にスキャンを配置した例です。

画面右下の丸が三つ重なったボタンは、エフェクト機能です。
白黒、白黒ビビッド、ナチュラル、ロマンス、ライト、グルメ、リフレッシュ、クール、ドリーム、オータム、フィルム、ヤング、ダークゴールド、サイバーのエフェクトから選択可能。
以下、白黒ビビッド、ロマンス、ドリーム、サイバーに切り替えた様子。




エフェクトはインカメラでも使えそうでした。
写真撮影にプロモードがあるのも特徴で、記事作成時に確認したところ、シャッタースピードは 1 / 6000 – 32 、ISO は 100 – 3200 に設定することができました。

設定画面は以下の通り。

システムアップデート前は、シャッター音のオンオフ機能がありましたが、記事執筆時点のバージョンではシャッター音のオンオフ機能が廃止されていました。復活しないかな?
moto g64y 5G で実際に写真撮影してみた
以下に管理人が moto g64y 5G で撮影した写真を掲載します。moto g64y 5G で撮影できる写真例の1つとしてご覧いただきましたら幸いです。
風景写真
近所の公園を撮影。遊具やベンチの周りに銀杏の葉が落ちていて冬の訪れを感じる。


枯葉でいっぱいの公園も雰囲気があって良い。写真の色味も良い感じに見える。でも、空の青がちょっと不自然な色をしてるかな?


次の写真は、木の部分をタップしてピント&明るさの自動調整をして撮影したもの。合成感が強い印象。
撮影画面上では背景が白飛びしていたにも関わらず、こういう色合いになったのは、おそらく自動HDRが働いた結果かなと思いました。

同じシチュエーションで自動HDRをオフにすると次のような写真になりました。


自然な色が出ているような気もしますが、自動HDRが機能するとちょっと嘘っぽい色味になるかもしれません。
自動HDRはカメラ画面の設定からオフにすることも可能なので、思ったような色にならない時は設定でオフにしてみるといいかも。
他には 画像の設定(自動補正・ナチュラル)の切り替えを試してみるとかですかね。
ナイトビジョン(夜景モード)
moto g64y 5G のナイトビジョン(夜景モード)で、夜の沼津市内の風景を撮影してきました。

看板の文字のところをよく見るとギザギザとしたピクセル感が出ているように、高画質の写真というわけではないので古草さを感じましたが、夜景撮影でも光学手ぶれ補正(OIS)が働いて手振れはほとんどしていないように実感しました。
撮影時、ちょうどイルミネーションの季節でしたので、自然とキラキラしたものを撮影したくなりました。


次の写真はJR沼津駅北口を出たところの広場で撮影。写真右側の奥手に写る電波塔やマンションなど、暗いところは暗いまま表現されていたので見た目にも近く好印象でした。最近のスマホの夜景モードでは暗い部分まで明るく鮮明に表現されて、逆にのっぺりした写真になりがちと個人的に思っていましたので、こういう自然な雰囲気で残せるカメラは好きです。

次の写真で注目したところは看板。撮影画面上でが白飛びしていましたが、撮影後に保存された写真を見ると、白飛びは軽減されていました。

ガラスウィンドウの建物を撮影。屋内は明るく外は暗いという撮影環境でしたが、中の明るさも外の暗さも共存していて良い雰囲気の写真が撮れたように思いました。


気軽にパシャパシャと撮影してきましたが、ナイトビジョンは手振れもなかったので、夜景撮影を楽しめました。イルミネーションで若干テンションが上がったせいもあったかもしれませんが(笑)
スマホの画面で見るといい感じ!と思っていましたが、いざパソコンで見ると写真の粗さが目立ったのは減点箇所かな。といっても良く見たらという程度にも思いますが。
デジタルズームは 8倍まで
写真の拡大は8倍までできますが、デジタルズームのため画質は粗い。
以下、同じ場所から、1倍、2倍、4倍、8倍と撮影してみました。





2倍からすでに粗さがわかり、4倍や8倍はさらに粗さが目立ちますね。
スキャンモードで文章が真っ直ぐに
スキャンモードは、撮影した書類やレシートを正面向きに整えててくれる機能、といえばいいですかね。
文章を以下のように写真で撮ると

正面から見た状態に整えてくれました。ちょっと歪みが残っていますが。

保存したデータはモノクロで保存することもできました。


保存したデータはワードなどの文章ファイルではなく一枚の画像ですので、画像中のテキストをコピーしたい場合は Google レンズの機能とかを活用するのがいいのかな。
マクロ撮影
マクロモードに切り替えると、焦点距離は 4cm または指の幅約2本分が最適と案内してくれます。

実際に撮影してみますが、4cm や指2本分の距離という感覚が掴めなかったので、撮影画面を見ながらピントが合ってそうなところまで近づきシャッターボタンを押しました。
撮影したのは、羊毛フェルトで作った管理人の眼のアップと、風景写真で撮影した木のアップです。


スマホの画面で見るとピントが合っているように見えますが、パソコン等の大きな画面で見ると、なんとなくボケているように見えます。
写真の設定で透かし(写真左下に出るモトローラのロゴ、moto g64y 5G の文字、カスタム文字)を有効にしていますが、透かしの画質も劣化してるような気がします。

ピント調整が難しいかもと思った点や、有効画素数200万画素という点から、管理人は moto g64y 5G のマクロ撮影はあまり使わないかもと思いました。
ポートレート撮影
羊毛フェルトで作った管理人とサブ管理人を被写体にポートレート撮影。
まずは標準モードのまま撮影。標準モードで撮ると、被写体と背景の境界線で羊毛の毛先が見えています。

続いてポートレートモードで撮影。標準モードで撮影するよりも背景がよりボケて被写体が際立って見えます。
ただ、被写体と背景の境界線で見えていた毛先が消えてしまっているため、不自然にボケているように見えますが、これはスマホのポートレート機能では良くある話。

違う公園でもう一枚パシャリ。標準モードから。

続いてポートレートで撮影。境界線の不自然なボケが気にならないって人には、より背景がボケるポートレートモードは使いたい機能かもしれません。


管理人は境界線の不自然さが気になるタイプなので、標準モードで撮影するかな😅
そういう意見とは逆に、見えていた毛先が気になるからボカしてくれるのは助かる!という意見もありそうだなとも思いましたが。
カメラ機能で moto g64y 5G はおすすめしないが価格が魅力
今回、moto g64y 5G で風景写真、夜景写真、ズーム、スキャン、マクロ撮影、ポートレートを試してみました。
全体的に色合い良く撮影できた場面もあれば、自動補正によっては不自然な色味の写真に感じる場面もありました。
ズームをしない写真であればパッと見では綺麗な写真かと思いましたが、2倍以上のデジタルズームは写真品質が一気に劣化するのでほとんど使わないだろうし、マクロも撮影した写真から微妙さが伝わってきましたので使う機会は少ないだろうなと思いました。
カメラ機能に重点を置いて moto g64y 5G を勧めるか?と聞かれると管理人はおすすめできませんが、価格が魅力的なのです。
ワイモバイルオンラインストアで moto g64y 5G は他社から乗り換えでシンプル M or L の契約の場合は 一括1円、ワイモバイル契約者の機種変更の場合は一括 6,800円(税込)と、新品のスマホでは入手しやすい価格。
管理人も 一括 6,800円(税込)で機種変更しましたが、この価格で購入できたスマホであれば、カメラ機能も十分かなと納得できます。
スマホで手軽に綺麗な写真を撮りたいから moto g64y 5G を買う!というのはないですが、スマホで手軽にパッとそれなりの写真が撮れたら良いんだよ!という人にはおすすめできるスマホかなと思います。
電話、メッセージ、ブラウジングなどのスマホの基本操作はサクサク動きますし、マイナンバーカードの読み取りも可能ですし、とりあえずスマホが必要という用途には向いています。
最後「価格が安いから」という理由で無理やりまとめてしまいましたが、moto g64y 5G でどういった写真が撮れるのかの参考にご覧いただけましたら幸いです。
※記事中に記載している販売価格は記事執筆時点に確認した内容です。販売価格は変更となっている場合がありますので、ワイモバイルオンラインストアにて最新の情報をご確認ください。
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