※アイキャッチ画像はイメージです。
Apple独自のSoC(Apple Silicon)搭載スマホでベンチマークテストを行う連載。
本記事では A11 Bionic搭載 iPhone X と iPhone 8 を使用します。
iPhone X と iPhone 8 は appleの製品ページを確認すると A11 BionicというSoCが搭載されているとわかります。
A11 Bionicの性能を試してみたくて、iPhone X と iPhone 8 にAntutuベンチマークをインストールしてベンチマークスコアを計測しました。
A11 Bionic AnTuTu ベンチマークスコア
iPhone X AnTuTu Benchmark
ベンチマーク結果(v9.0.6) | 359,168 |
CPU | 101,613 |
GPU | 128,782 |
MEM | 57,435 |
UX | 71,338 |
iPhone 8 AnTuTu Benchmark
ベンチマーク結果(v9.0.6) | 393,638 |
CPU | 124,989 |
GPU | 127,354 |
MEM | 60,598 |
UX | 80,742 |
A11 Bionic と A10 Fusion の AnTuTu ベンチマーク比較
A11 Bionic(iPhone X / iPhone 8)の AnTuTu Benchmark は 359,168 / 393,683
A10 Fusion(iPhone 7)の AnTuTu Benchmark は 313,669
上記のiPhoneで比較した場合、4〜8万ほどの差が出る結果が確認できました。
A11 Bionic 搭載スマートフォン
A11 Bionicを搭載しているスマホは、iPhone X / iPhone 8 に加え、iPhone 8 Plus にもA11 Bionicが搭載されています。
A11 Bionic への管理人の感想
あくまでも管理人の個人的な感想となりますので、参考程度にご覧ください。
A11 Bionicのスコアは AnTuTu Benchmark(v9.0.6)にて iPhone X では359,168、iPhone 8 では393,638というスコアを出しました。A11 Bionicは35〜40万ほどのスコアが出るのですね。
iPhone 8 より iPhone Xのほうがハイスペックなんじゃないのか?と問いたくなりましたが、iPhone 8は TouchID(指紋認証)、iPhone X はFaceID(顔認証)というのが目玉機能の違いだったのかなと思います(余談1)。
iPhone X と iPhone 8 は 2017年発売のモデルですので、2021年から考えますと4年前のモデルです。2017年当時ではハイエンドとして扱われても、2021年ではアプリによっては少しカクツク場面もあるかもしれません(管理人としては十分スペックだったりしますが:余談2)。
2021年 iPhone 8 の購入を考えている場合は(A13 Bionicを搭載している)第2世代 iPhone SE を、 iPhone Xの購入を考えている場合は(A12 Bionicを搭載している)iPhone XR や iPhone XS / XS Maxを選択しても良いかもしれません。
A11 Bionic と A12 Bionic / A13 Bionic ではスコアに差が大きく生じていますので、参考にご覧いただきますと幸いです。
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