こんにちは!管理人です。
もうスマホはいらん!ガラケーで十分じゃ!と、スマホに嫌気がさしてガラケーに戻したい衝動にかられている人もいらっしゃるのではないでしょうか(管理人は絶賛スマホ断ち進行中です)。
とは言っても、スマホがないと困る場面もありますから、完全に断つのではなく、スマホやタブレットに最低限のアプリだけを入れて、必要な時にだけ使うとか、家の中だけで使うとか、そのような用途にしようかと検討中です。
というような考えもあって、2018年ごろに購入した 4G ケータイ GRATINA KYF37 を取り出してきました。
GRATINA KYF37 は au から販売された 4Gケータイ(ガラホ)で、povo 2.0 でも使える携帯電話です( povo 対応端末に記載あり)。
ただし、 GRATINA KYF37 に povo アプリはインストールできませんので、スマホなり、タブレットなり、povo アプリが使える環境は準備しておく必要があります。
この記事では、povo 対応端末について公式サイトに書かれている内容に触れつつ、povo の SIM を実際に GRATINA KYF37 にセットして通信を試してみたことについて記載します。
povo 対応端末(動作確認端末)に掲載あり
povo 2.0 公式サイトの「 対応端末(動作確認端末)」ページに GRATINA KYF37 が掲載されていますので、GRATINA KYF37 で povo 2.0 は使えることがわかります。
*4 の注記は以下の通り
*4:SIMカードの有効化やトッピングの購入等には、別途povo2.0アプリがご利用可能な端末をご用意していただく必要があります。
povo 対応機種・端末 より引用
povo 対応端末ページに記載がある通り、契約、SIMカードの有効化、トッピングの購入など、各種手続きには povo 2.0 アプリが必要となりますので、povo 2.0 アプリがインストールできるスマホやタブレット等が別途必要になります。
GRATINA KYF37 のような 4G ケータイ向けの povo 2.0 アプリの提供はありません(記事執筆時点)。
povo 公式サイトに対応端末として案内があると安心して使えるような気がしますし、同じ KDDI グループ(au回線)のサービスですので電波(対応周波数帯)も問題なさそうな気もします。
ただ、GRATINA KYF37 で povo を使う場合は、povo 2.0 アプリ をインストールする端末が必須ですね。それがちょっとだけ面倒に感じるかも。
GRATINA KYF37 に povo の SIM をセット
povo 対応端末ページで GRATINA KYF37 が使えることがわかりましたので、早速 povo の SIM カードをセットしてみます。
GRATINA KYF37 は nanoSIM です。
本体背面カバーとバッテリーを取り外し、SIMスロットに SIMカードをセット。
SIMカードの向きを間違わないようにセットし、バッテリー、本体カバーを取り付けます。SIMカードのセットは SIMピンを使わなくて済むので簡単です。
GRATINA KYF37 が SIMロック解除されていることを前提として話を進めてましたが、SIMロック解除が済んでいない場合は SIMロック解除をしてから SIM カードをセットしてください。
SIMカードのセット後は再起動をして、APN設定を行います。
povo 2.0 の APN を設定する
povo の SIM をセットしたら、次に APN 設定を行います。
GRATINA KYF37 本体の円ボタンを押し(メインメニューを開く) > 設定 > 無線・ネットワーク > モバイルネットワーク > アクセスポイント名 の順に進み、メニュー(GRATINA KYF37 本体の左上のボタン(本を開いているボタン))を押して追加を押し、以下の項目を入力して保存する(保存はGRATINA KYF37 本体の右上のボタン(カメラボタン))。
名前 | povo |
APN | povo.jp |
APNプロトコル | IPv4 / IPv6 |
※ 公式サイトでは名前を povo 2.0 と案内していますが、任意の名前でOKです。
※ APN は変更される可能性がなきにしもあらず、povo 公式サイトも合わせてご確認ください。
APN の保存が完了したら、APNの選択肢に povo が追加されますので、povo を選択します。
APN で povo を選択後、アンテナに 4G と表示されれば、通信可能状態になっているはずです。
APN 設定が保存できない場合は、SIMカードのステータスを更新してみましょう。
GRATINA KYF37 で楽天モバイルの SIM を試した時に記事で SIMカードステータスの更新について記載しています。参考にご覧ください。
povo の SIM でデータ通信してみた
povo の SIMカードをセットし、APN設定も完了したので、実際に通信を試してみます。
本体のアプリボタン(地球マーク?)を押し、ブラウザを立ち上げます。
povo 2.0 の無課金状態では 128kbps ですので、ページを開くのに時間がかかりますが、数秒ほど待つとページが表示されます。
ページをゆ〜っくり開く感じが、なんというか、ダイアルアップとかその時代のインターネットのように感じるところもw
さらに、ハローモバイルワールドのページも開いてみました。
記事執筆時点のハローモバイルワールドはシンプルなブログサイトですが、アイキャッチ画像などいくつかの写真の読み込みが発生しますので、読み込みに時間がかかりましたが、ゆ〜っくりと開くことができました。
あと、電話もかけてみましたが問題なく通話が可能。
SMS の送受信も可能でした。
まとめ:GRATINA KYF37 で povo 2.0 は使える
povo 2.0 公式サイトの「 対応端末(動作確認端末)」ページに GRATINA KYF37 の記載があり、実際に GRATINA KYF37 に SIM をセットして通信をテストしてみた結果、電話・SMS・ブラウザ は使えると実感しました。
ただし、トッピングの購入に必要な povo 2.0 アプリを入れておくスマホまたはタブレットは別途必要なので、それは準備しておく必要があります。
本記事では SIMロック解除が済んでいる前提で話を進めましたが、GRATINA KYF37 のSIMロック解除が完了していない場合は My au や店頭で SIMロック解除の手続きを行う必要があります。
APN設定を適切に行うため、SIMカードのステータスを更新する必要もあります。
上記に記載しましたAPN設定は、変更されることはあまりないかと考えますが、最新の情報を確認するためにも、povo 公式サイトにて APN設定はご確認いただければと思います。
以上、GRATINA KYF37 で povo 2.0 の SIM が使えるのかどうか、povo 公式サイトの対応端末や通信テストを行ったことなどを記載しました。
参考になりましたら幸いです。
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