こんにちは!IIJmio ギガプラン利用歴 2年10ヶ月目のサブ管理人です。
今回、長期利用者特典 mio長持を利用して、手数料無料で SIMの交換をしてみました。
タイプA(au回線)の eSIM からタイプD(ドコモ回線)の SIMカードに交換です。
実は、以前もSIMの交換をしたことがあります。
- 2023年9月
ドコモ回線 SIMカード → au回線 eSIM に変更 - 2025年2月
au回線 eSIM → ドコモ回線 SIMカードに変更
え?
はい、以前せっかくSIM交換したのに、今回で戻したのです。
IIJmio ギガプランで2回目の SIM交換をした理由
せっかくタイプA(au回線)の eSIM にしたのに、なぜまたタイプD(ドコモ回線)の SIM カードに戻すのか。
IIJmio で 2回目の SIM交換をした理由
(ドコモ回線 SIMカード → au回線 eSIM → ドコモ回線 SIMカード)
- 沼津では au回線よりドコモ回線の方が電波がつながりやすい気がする
- Androidに機種変したいなと思った時に eSIM の交換が面倒くさい
回線の繋がりやすさは環境にもよりますが、沼津の市街地では au回線よりドコモ回線の方が電波のつかみが良かった気がして仕方なかったのです。
パート先の同僚も au よりドコモの方が繋がりやすいと口を揃えて言っていたことも理由のひとつかもしれません(※個人の体感です)。
とはいえ、通信環境は変化していくこともあるので、今後はわかりませんけどね。
また、eSIM の場合、機種変の時が面倒です。
IIJmio の eSIM は、iPhone の eSIM クイック転送、Android の eSIM転送機能に対応していません。
iPhone 同士でも iPhone と Android 間でも、機種変更の度に eSIM のアクティベーションコードを再発行しないといけないのが面倒なのです(※記事執筆日の状況です)。
さらに、再発行の際には手数料がかかります。
その点、SIMカードであれば挿し替えるだけ。再発行の必要がありませんし、手数料も不要です。

沼津ではドコモ回線の方が電波状況がいいなと思ったこと、機種変の時の一手間を無くしたい、という理由で2回目の SIM交換に至ったのでした。
IIJmio の SIM交換手数料と無料になるキャンペーンや特典
IIJmio ギガプランで SIM交換の場合、手数料と手間(時間)がかかります。
IIJmio ギガプラン
SIM交換手数料:2,200円(税込)
SIM発行手数料:220円(税込)〜 446.6円(税込)
自分の希望で SIMを交換するので手間は仕方ないとしても、手数料を払うことに躊躇してしまいます。
それでも交換したのは、2回とも SIM交換手数料 2,200円(税込)がかからなかったからです。
1回目の SIMカードから eSIM に交換した時は、キャンペーンで手数料が無料になりました。
2回目は、IIJmio の長期利用者特典「mio長持」で「SIM交換手数料が年に1回のみ無料」になったからです。
長期利用者特典「mio長持(長期利用特典)」は 2025年1月23日からスタートしました。

「mio長持(長期利用特典)」は、ユーザーの利用歴に応じでデータが貰えたり、各種手数料が割引や無料になる特典です。
その中に「SIM交換手数料が年に1回のみ無料」になるという特典があったのです。
「mio長持(長期利用特典)」については別記事がありますので、参考までに記事のリンクを貼っておきます。
手数料がかかるからドコモ回線に戻すのを諦めていたのに、手数料無料になるやん!
ということで、手数料無料で2回目のSIMの交換をしたのです。

長期利用特典で、年に1回 SIM交換の手数料が無料になります。
今後、電波状況や eSIM の利便性が変わってきた場合には、また変えればいいかー!という気軽さも背中を押しました。
しかし、前回は SIMカードから eSIM への変更だったので、SIMカードが郵送されてくる時間が不要でした。
今回は SIMカードの郵送時間がかかりますし、電波が繋がらない・電話が使えないという時間はあるのか、あるとすればどのくらい不通になるのかも気になります。
ということで、IIJmio ギガプランの au回線 eSIM からドコモ回線 SIMカードに変更した手順と、実際にどのくらい時間がかかり、開通手続きは必要だったのかを以下にご紹介します。
IIJmio au回線 eSIM からドコモ回線 SIMカードに変更した手順
IIJmio ギガプランの au回線 eSIM からドコモ回線 SIMカードに変更した手順は以下の通り。
My IIJmio アプリ「ご契約内容」画面
- SIM 機能 変更/交換
- SIM 交換をする回線を選ぶ
- 申し込み内容:SIM交換
- 現在のSIM機能の種類を選ぶ
- 変更したいSIMタイプと形状を選ぶ
- 内容の確認画面へ


途中の注意事項で以下のような文章がありました。

●交換・タイプ変更前のSIMカードは、新しいSIMカードの利用開始日
(お届け予定日)の前日中にご利用いただけなくなります。
MNP転入でのお申し込みの場合、交換・タイプ変更前のSIMカードは
MNP転入手続き完了日当日中まご利用いただけます。IIJmio SIM交換手続き途中に表示される注意事項画面より抜粋

サブ管理人の場合、MNP転入じゃないよね?
MNP転入って他社から乗り換え(MNP)だよね?
じゃあ、新しいSIMカードが届く予定日の前日中に今のSIMは使えなくなるということ?
と、ちょっと動揺が走りました。
しかし、もう乗り掛かった船です。続行〜!!
SIM交換で希望する SIMタイプと形状を選んで確認画面が終わると、手数料の案内になります。
そこで、長期利用特典「mio長持」で手数料が無料になる特典を選択!

ところで「mio長持」SIM交換 / 再発行手数料無料の有効期限が 2025/04/30 となっています。
手数料が無料になる特典は年に1回。今回で1回分使ってしまいましたが、有効期限が 2025/04/30 だったようです。
そういえば、年に1回の特典の有効期間っていつからいつまでなんでしょうね。

「mio長持」の特典は、ギガプラン 音声SIM / eSIM の利用開始月から13ヶ月目の1日に貰えるとのこと。
サブ管理人の場合 2022年5月19日が利用開始日なので、年に1回の特典の有効期間は毎年5月1日から翌年4月30日までということに。
ちなみに、利用開始日は My IIJmio アプリの契約情報で確認できます。
話を戻します。
後は申し込み内容や重要事項説明書などの確認画面になり、申し込み完了まで進めて終了です。
「mio長持」で SIM交換手数料が無料になっても、SIMカード発行手数料は必要なので、その点は忘れないように心づもりをしておきましょう。
最後に、気になる SIM交換の手数料を確認してみると・・・

IIJmio SIM交換 手数料
- SIMカード発行手数料 394円
- SIMカード交換手数料 2,000円
- SIM交換手数料割引 ▲2,000円
- 消費税 39円
- 合計 433円
しっかりSIM交換手数料分は割引されていました。

SIMカードは送られてきますが、その分の送料は請求額に入っていません。
送料無料なので、通常であれば手数料がかかっても仕方ないかなと思えますね〜
IIJmio で SIM交換にかかった日数と不通になった時間
SIM交換申し込み手順の途中で、ちょっと動揺したことがありました。
SIM交換前のSIMは、新しいSIMの利用開始日(配達予定日)の前日中に利用できなくなるということ。
手続き完了後のメールにも以下のような記載があったのです。
- MNP転入で音声通話機能付きSIMカードに交換する場合、交換前のSIMカードは、新しいSIMカードのMNP転入手続き完了日当日中までご利用可能です。
- 音声通話機能付きSIMカードからその他のSIMカードに交換する場合は変更お申し込み月の末日までご利用可能です。
- それ以外の場合、交換前のSIMカードは、新しいSIMカードのお届け予定日の前日中にご利用いただけなくなります。
IIJmio からのメール「 IIJmioサービス 変更申し込み承りのお知らせ」より抜粋
今回の SIM交換は、MNP転入(他社から乗り換え)ではないから「それ以外の場合」に当てはまるのか?
やはり今使っているSIMは、新しいSIMが届く前日中に使えなくなるということ?
前日中といっても、前日のいつのタイミングかも分かりません。
とにかく、通信も通話もできなくなる時間帯ができてしまうということかと、覚悟を決めました。
しかし、IIJmio からのメールには以下のようなことも記載されていたのです。
変更内容 : SIM交換
交換前のSIM : eSIM(タイプA 音声)
交換後のSIM : マルチSIM(タイプD 音声)
MNP転入する電話番号 : 090———————IIJmio からのメール「 IIJmioサービス 変更申し込み承りのお知らせ」より抜粋
SIM交換なのに「MNP転入する電話番号」??
もしかして、タイプAは au回線、タイプD はドコモ回線なので、回線的?には乗り換え(MNP)転入扱いとなるの??
そこで IIJmio の FAQ ページを確認してみたところ、IIJmio で SIM交換(回線タイプ変更)をすると、MNP転入扱いとなり、新しいSIMで開通完了するまでは古いSIMが使えるということが分かりました。
通信や通話が使えなくなる期間・時間はなさそうです。
ただ、SIMカードが届いて開通するまで、不通となる時間があるのかどうか、結果はわからないので、サブ管理人が実体験したことをお伝えします。
SIM交換申し込み完了からSIMカードが届くまで
- 2025
2/6(木)SIM交換申し込み手続き開始17:50頃 IIJmio 会員ページから SIM交換申し込み手続き開始
17:53 「 IIJmioサービス 変更申し込み(SIM交換申し込み)承りのお知らせ」メールが届く - 2/9(日)SIMカードが発送される
17:42 発送のお知らせメールが来る
クロネコヤマト便で荷物追跡番号
SIMカードが届いてから開通手続きのこと
などの案内 - 2/10(月)SIMカードが届く
10:15頃 クロネコヤマト便でSIMカードが届く
申し込みをしたのが木曜日の18時前。土日を挟むので発送は翌月曜かなと思っていたのですが、5日目の月曜の朝に SIMカードが届きました。

パートで外出中に届いたので、帰宅後早速開封!この時点では今までの au回線 eSIM で、今まで通りデータ通信も電話もできる状態です。

SIMカード到着後から開通まで
SIMカードが届くと、いよいよ eSIM から SIMカードに変更です。
届いた SIMカードで開通完了(新しいSIM で通信/通話ができるようになる)までは、自分で行います。
開通までの流れは以下の通り。
IIJmio SIMカード到着後から開通までの流れ
- 開通手続きを行う
- SIMカードを挿れる(入れ換える)
- APN設定を行う
- 111に電話をして発着信テストを行う(通話料無料)
- Wi-Fi をオフにしてインターネット接続をする
開通手続きは、新しいSIMを入れる前に(今までのSIMを利用して)「IIJmio オンデマンド開発センター」に電話をします。
IIJmio では SIMカードか eSIM かで開通手続き方法が異なります(※記事執筆日の内容です)。
・SIMカード → 電話(家の固定電話や他の携帯電話からでも可能)
・eSIM → 会員ページ

SIMカードを挿れた後の APN設定は iPhone の場合と Android の場合で異なります。
- iPhone → APN構成プロファイルをダウンロード & インストール
- Android → 設定のモバイルネットワークでアクセスポイント名を入力
今回は iPhone SE 3 を使います。
IIJmio の APN構成プロファイル は、My IIJmio アプリからダウンロードできます。
トップ画面の左上3本線のメニュー →「APN構成プロファイルダウンロード」をタップ。


しかし、APN構成プロファイルをダウンロードしたところ、構成プロファイルが2つに。

今回 au回線 eSIM からドコモ回線 SIMカードに変更したので、2つになってしまったのですね。
au回線 eSIM の時にインストールした構成プロファイルは削除しておきました。

改めて、先ほどダウンロードした APN構成プロファイルをインストールすると APN設定は完了です。
最後に、iPhone の設定アプリからモバイル通信で「モバイルデータ通信」と「デフォルトの音声回線」を新しいドコモ回線 SIMカードに変更。前の au回線 eSIM は「オフ」に変えます。

スマホの表示も au から docomo になり、電波表示も4本立っています。
電話の発着信テストやインターネットを試してみたところ、無事に繋がりました!新しいドコモ回線 SIMカードで開通完了です。



以前、IIJmio の eSIM にした際、開通手続きは会員ページからできました。
今回 SIMカードの場合は電話です。
開通手続きは会員ページからすると思い込んでいたので、電話での開通手続きをスッ飛ばして次のステップからやってしまったサブ管理人。
もちろん先に APN設定をしても繋がらないから、なんで?開通手続きどうやるんだ?と一瞬焦ってしまいました。
「ご利用の流れ」とは別に「おうちでナンバーポータビリティ開通手続きのご案内」が入っていたのに、しっかり見ていなかったので反省しています。
SIM交換で不通になった時間はあったのか
IIJmio で SIM交換をすると、回線が不通になって電話もデータ通信もできなくなる時間が生まれるのかという不安。
新しい SIM / eSIM で開通するまでは、前の SIM / eSIM で電話もデータ通信もできました。
つまり、不通となった時間はないと言えます。
なお、IIJmio から SIMカード発送の連絡がメールで来たときにも記載がありましたが、新しいSIMが届くと開通までには有効期限が設けられています。
- IIJmio で SIM交換(回線の変更)をした場合、不通となる時間はない。
MNP乗り換え扱いになり、新しいSIMが開通されてから前のSIMは使えなくなる。 - 開通には有効期限があり、過ぎると自動開通される。
(ドコモ回線音声eSIM の場合は自動キャンセルになる)
IIJmio で SIM交換したら開通手続きは必要?
おさらいとなりますが、IIJmio で SIM交換をした場合、新しいSIM で開通手続きは必要です。
SIMカードの場合、eSIM の場合で方法は異なります。
・SIMカード → 電話(家の固定電話や他の携帯電話からでも可能)
・eSIM → 会員ページ
開通手続き完了 → APN設定 をしないと、新しいSIMで電話も通信もできなくなりますので、いずれも忘れずに行って下さい。

開通手続きせずに APN設定だけして、繋がらないな〜と焦った張本人が、口をすっぱくして何度でも言います!
開通手続き完了 → APN設定 をしないと、新しいSIMで電話も通信もできません!
SIM交換後 iMessage ができなくなった?!(解決済)
SIM交換後、無事に電話も通信もできる状態を確認したのですが、いつもなら iMessage で実家の両親からメッセージが来るのに、どうも静かです。
こちらから iMessage を送ろうとしたところ
「メッセージを送信できません 送信するには、iMessage を有効にする必要があります。」
という表示が出たのです。

SIMを変えた後、iMessage の送受信が出来ない場合、iMessage の設定を確認してみます。
「iMessage の送受信に使用可能な連絡先」に電話番号とApple ID の2つありますが、電話番号にチェックがついていません。

そこで電話番号とApple ID の両方にチェックを付けてみたところ、無事に iMessage の送受信もできるようになりました。
「iMessage の送受信に使用可能な連絡先」
☑️ 電話番号
☑️ Apple ID

手数料無料で IIJmio の SIM交換をしてみたまとめ
IIJmio「mio長持」の1年に1回手数料が無料になる長期利用者特典で、au回線 eSIM からドコモ回線の SIMカードに交換しました。
手続きは、オンライン+ 電話で完了。
SIM交換の申し込み手続き開始から、新しいSIMが使えるようになるまでに要した日数は、トータル5日でした。
新しいSIMで開通するまでは前のSIMが使えるので、電話やデータ通信ができなくなる時間はなかったと言えます。
同封のマニュアルの手順通りに行えば、とてもスムーズに SIM交換ができます。
思い込みで自分勝手に行うと、サブ管理人のように「開通手続きはいつするんだ?繋がらないぞ?」というはめに…。
ちなみに、通話定額かけ放題のオプションを付けていますが、SIMのタイプ( au 回線 ⇔ドコモ回線)で SIM交換をした場合、そのまま引き継がれます。
「通話定額オプションかけ放題+(タイプD)」と、ドコモ回線の表示になっていました。

留守番電話などのオプションや利用者情報は、再度申し込みや登録が必要らしいので、今後の参考に覚えておきたいと思います・・・覚えておけるかなあ?!
また SIM交換をする時には、記憶もあいまいになっているでしょうから、毎回 IIJmio 公式サイトで確認してからします。
サブ管理人は IIJmio のドコモ回線 音声SIM カード → au回線 音声eSIM → ドコモ回線 音声SIM カードと2回のSIM交換をしたことになります。
IIJmio は利用回線をドコモか au から選べます。
ドコモ回線で申し込んでみたけど、au回線に変更(またはその逆)をしたい場合に、他社通信事業者に乗り換えることなく、利用回線の変更だけでできるのは、格安SIMのいいところかなと思います。
おまけ IIJmio から届いた封筒のSIMのイラストがかわいかったので、遊んでみました…


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