みなさん、こんにちは。新型コロナの影響でリモートワーク化が進み、オンライン会議や飲み会もすでに慣れてこられている方もたくさんいらっしゃると思います。
私はzoomのアプリは入れてみたものの、まだ1回招待されて使ったことがあるくらいです。笑
そんな私にある日、実家の父から相談されました。「大阪でする会議をオンラインですることになったけど、どうしたらいいのかわからない」と。
離れて暮らす実家の70代の父は細々とでも仕事をまだ続けています。そんな父が仕事でどうしてもオンライン会議をすることになったのです!!
え〜〜どうやって説明しよう・・・が、私の最初の本音です(秘密)。
zoomってどうやって使うん?
いきなり「zoomってどうやって使うん?」と電話で聞かれました。オンライン会議でzoomを使いますよと、相手先から言われたからだそうです。
「パソコンかスマホにzoomのアプリを入れたらいいやん」と簡単に答えたものの、父がパソコンでしたいのか、手軽にスマホで使いたいのかも、聞かずに適当に言ってしまいました。
zoomをパソコンで使う場合
父はパソコンの大きな画面で使いたいということで、まずはzoomのサイトよりダウンロードしてもらうことに。(zoomのダウンロードセンターはこちら)
ダウンロード後は、無料のサインアップをすれば使えるはずなのですが、まず、ダウンロードが大変でした。
「ダウンロード押したら、英語の文字いっぱい出てきた!サインしろとか、怖いから消した!」と、第一段階で挫折模様。
わからないままやってみて、英語で出てきたら、ウィルスとか入ったらどうしようとか考えたのでしょう。日頃、私も「わからないことやらないで!怖いよ!」と脅しているので、なんとも言えませんでした。
ただ、父はWindowsのデスクトップユーザー。カメラもマイクもついていないことに、気が付き、パソコンで使うことを諦めてもらいました。
ちなみに、zoomのホームページではパソコンで使う場合や、ダウンロードの仕方、よくある質問等、詳しく説明があります。zoomの日本語のホームページはこちら。
zoomをiPhoneで使う場合
パソコンでできないことで、すっかり挫折した父。
これまた別の地域に住んでいる弟が、仕事でzoomを使っているので
「zoomを使えたら、弟と私と3人で話せるよ!」と、離れて住んでいる家族間でビデオ通話できることでなんとかやる気を起こさせました。
父はiPhoneユーザーだったので、iPhoneで。
ところが、iPhoneでアプリも入れたことがなかった父。
zoom Clound Meetingsのアプリダウンロード画面から自動的にApp Storeで立ち上がるようにiMessageで送り、iPhoneにzoomをいれることができました。
本来なら、アプリも入れないようにいつも言っていたのですが、電話で説明しながらだったので、安心していたようです。
私はiPadで使ったことがあったので、iPadで。
zoomアプリをダウンロードしたあとミーティング参加まで
父の場合「ミーティングに招待する」は今のところ不要で、あくまでも「ミーティングに参加する」までできれば、よし。
ということで、zoomを日頃から使っている弟に「ミーティングに招待」してもらいました。
zoomのアプリをクリックすると「Start a Meeting」 という画面に「ミーティングに参加」という青いボタンが出てきます。
「ミーティングに参加」をクリックすると「ミーティングID」と「名前」をいれる部分が出てきます。
「ミーティングID」は、招待してくれた人がメールやメッセージ等で送ってくれた内容に記載されていますので、IDの番号を間違えないように入力します。今回は弟が父と私にメッセージで送ってくれました。
「名前」を入力せず「会議室名で参加」にしても、ハンドルネームのようにあだ名でも、相手がこちらが誰だか分かっていれば問題ないと思います。
入力すると「参加」のボタンが青くなりクリックできるようになり、参加者の顔が出てきます。音声が聞こえない時は、アプリ画面の左下のマイクのイラストに斜線が入っていたりする場合があります。クリックするとオンオフの切り替えができるようです。
父も、iPhoneの画面に弟と私の顔が出て、声が聞こえた時は、ほっとしてとても嬉しそうでした。
最初に父から「zoomってどうやって使うん?」と電話がかかってきてから、30分くらいで、3人で話せることまでできましたが、道のりにやや疲れた様子でした。
結局Face Timeが使いやすいようです
実は、以前に私がイタズラで、FaceTimeで父のiPhoneに電話をしたことがありました。
電話に出るイメージと同じなので、簡単!!
最初は画面にいきなり顔が出たので、驚いていましたが、娘の顔で声も聞こえているので、すぐにわかり、ホッとしたようでした。
この簡単さを体験してしまうと、zoomアプリを入れて、ID入力して・・は、ちょっと手間もかかったのでしょう。
仕事では使わざるを得ないので、zoomを実際体験できたことはよかったかと思います。
仕事ではなく、オンライン帰省等、家族みんなでiPhoneユーザーなら、Face Timeは初期設定で入っていますし、安心して使えるアプリかもしれないですね。
zoomにしてもFace Timeにしても重要なこと
重要なことは、使う人がwi-fi環境にあることです。最初父は4Gでzoomを使っていたので、慌てて一旦回線を切り、電話で教えながら、wi-fi環境(扇マークになるまで)につなげてもらいました。前に一度つなげたことがあったので、再度パスワードを入力するくらいでなんとかなりました。
70代の夫婦でwi-fi環境を家で設定していることは、なかなかないかもしれません。もしどこかのタイミングで帰省できることがあれば、今後のことを思って、wi-fiルーター設置してスマホを家のwi-fiに繋げてあげるまで、されてみてはいかがでしょうか。みなさんが帰省した際にもwi-fiがあると便利ではないかと思います。
ちなみに、私の実家ではBUFFALOの無線LAN中継機を利用しています。何年も前に購入したのでもう市場では販売していないようですが、1軒家用でコンセント直挿しできて11ac対応のものです。
最後に
70代の父からすると、新しいことにチャレンジすることも、なかなか気が重いようです。ウィルスや詐欺だと怖い話をきき、日頃から注意もしているから、余計かもしれません。でも引き続き注意は必要ですし、今後仕事を続けるなら、新しいことにもチャレンジが必須となると思います。私も40代半ばですが、自分自身も今後チャレンジし続けるかどうか大事だなと思いました。できるだけ、距離が離れていても、実家の両親のサポートができればと思います。
実は今回驚きだったことは、仕事で忙しいからと、日頃こんなサポートに興味のない弟が、かなり協力的で気長に構えてくれたことです。
新型コロナで帰省もできない、難しい状況ですが、距離は離れていても、サポートしあえる幸せを感じることができました。
*この記事はあくまでも私の体験に基づくことです。zoomやFace Time等のことはそれぞれ公式ホームページ等でご自身でご確認ください。
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