こんにちは!サブ管理人です。
2024年10月31日に発表された FCNT らくらくスマートフォンシリーズの Y!mobile 版「らくらくスマートフォン a( A401FC )」。
2024年11月7日からすでに発売開始しています。
らくらくスマホは NTT ドコモだけで販売されていましたが、ついに Y!mobile版も登場。
しかし、ドコモ版とはちょっと仕様が異なります。
今までらくらくスマートフォンを使ったことがない Y!mobile ユーザーにも使って欲しいということで、らくらくタッチパネルがないなど、一般的な Android 寄りの仕様になっています。
今回 FCNT より借りている Y!mobile版「らくらくスマートフォン a( A401FC )」を実際に使ってみたことを記載します。
※ 記事執筆時点でのバージョンで試しています。OSやアプリのバージョンで異なる場合があることをご了承下さい。
※ SIM は入れていませんので通信サービスに付随する内容については記載しておりません。
FCNT「らくらくスマートフォンシリーズ」新商品発表会に参加し貸し出しいただいた らくらくスマートフォン を使用して記事を作成しています。発表会に参加した時の記事はこちら
らくらくスマートフォン a 基本スペック
まずは、らくらくスマートフォン a の基本スペックを見てみます。
画面サイズもドコモ版とは異なり、約 6.1インチと iPhone 11 / 12 / 13 / 14 / 15 / 16 や FCNT のarrows We2 等と同じで、らくらくスマートフォン a を初めて使う場合も馴染みやすいサイズ感です。
泡ハンドソープで洗ったり、アルコール除菌シートで拭くこともできるので、指紋汚れなどが気になる場合も気軽にきれいにすることができます。
4年は持つようにと劣化しにくいバッテリーが搭載され、その容量はドコモ版より多めの 4,500 mAh。
サイズ(高さ×幅×厚さ) | 約 162 mm × 73 mm × 9.0 mm |
重量 | 約 185 g |
電池容量 | 4,500 mAh |
OS | Android 14 |
SoC(CPU) | MediaTek Dimensity 7025 |
メモリ | 4GB |
ストレージ | 64GB |
外部メモリ | microSDXC(最大1TB) |
ディスプレイサイズ | 約 6.1 インチ HD+ |
アウトカメラ(画素・F値) | 約 5,010 万画素・F値 1.8 |
インカメラ(画素・F値) | 約 800 万画素・F値 2.0 |
防水・防塵機能 | IPX5 / IPX8(防水) IP6X(防塵) MIL-STD-810H準拠 |
生体認証 | 指紋認証、顔認証 |
対応バンド(対応周波数帯) | [5G] n3 / n28 / n77 / n78 [4G] Band 1 / 2 / 3 / 4 / 8 / 12 / 18 / 19 / 28 / 41 / 42 |
らくらくスマートフォン a の詳細スペックは、ワイモバイル公式サイトにてご確認ください。
らくらくスマートフォン a 外観を確認
サイズは 約 162 mm × 73 mm × 9.0 mm 、重量約 185 g と画面が広い分、ドコモ版より大きめ・重めです。
画面のホームデザインはらくらくスマートフォンならでは。設定から一般的な Android スマホ風(シンプルモード)にも変えることもできます。
本体下部に 3.5mm のイヤホンジャック、充電ケーブルコネクト、ストラップホール、側面に電源ボタン、音量ボタン( + / – )、マイクボタンがあります。
らくらくスマートフォン a のアウトカメラは1眼。
ドコモ版とは異なり、一般的なスマホ同様に左上にカメラがあるので、らくらくスマートフォン a を初めて使う場合にも使いやすいよう作られているのかなと思えます。
- アウトカメラ:広角 約 5,010 万画素・F値 1.8
アウトカメラの下には FCNT のスマホならではの「自律神経計測センサー」がついています。
- インカメラ:約 800 万画素・F値 2.0
らくらくスマホの特徴として、画面下にホームボタンを備えているので、ボタン一つでいつでも直接ホーム画面に戻ることができます。
カメラの操作画面と実際に撮影した写真
写真撮影が上手くないサブ管理人。
上手くないから、スマホでの撮影もあまり気が進まないという悪循環です。
まあ、上手くないのはスマホの機能というより撮る腕の問題が大きいのですが。
そんなサブ管理人が、らくらくスマートフォン aで、簡単にきれいな写真?が撮れるのかを試してみました。
カメラを立ち上げると、シーンによってある程度自動で調整されるので、スマホを構えるだけで簡単に撮影ができる印象。
初期設定でAIシーン認識が「オン」になっているので、自動できれいに撮影できるようです。
※AIシーン認識確認方法:カメラが起動している状態 > 右下のメニューボタン > 便利機能を設定する > AIシーン認識」
シーンに合わせて自動調整 / モード選択が可能
らくらくスマートフォン a のカメラの操作画面には様々なボタンがあり、撮影モードなどが分かりやすく配置されて、ボタンも押しやすいです。
画面上部のボタンでは、アウトカメラとインカメラ、動画、Google Lensへの切り替えもできます。
暗いところでカメラを起動すると、画面に スーパー夜景 / 夜景 / イルミ / 花火ボタンが表示されます。
自動設定を除外したい場合は「解除ボタン」を押すと、標準モードに戻ります。
左下にあるモードボタンを押すと、モード選択画面が開き、シーンに合わせて自分で選ぶこともできます。
モードは、写真、動画、ポートレート、スーパー夜景撮影、拡大鏡、花認識、QRコード、Google Lens の8種類。
風景写真や夜景モードで撮影
カメラを起動してスマホを構え、シャッターボタンを押しただけの風景写真を載せています。
ブレることもなく色も自然な印象。
陸橋の上から積雪した富士山山頂が見えたので、モードを選ばず、そのままパシャリ。
夜の街でカメラを起動すると自動で「夜景」モードで撮影されます。
「スーパー夜景」モードを選択して撮影することもできますので、両方で撮ってみて、お気に入りの方を残しておいてもよいかもしれません。
「スーパー夜景」モードだとライトの白飛びが抑えられて、夜感が伝わりやすいイメージだと思いました。
料理・ケーキなど食べ物の写真
家族との食事、お誕生日ケーキなど思い出に残しておきたい時、「おいしかったよ!こんな料理を食べたよ!」など、友達や家族にシェアしたい時、食べ物は気軽に撮影したいシーンが多いと思うのはサブ管理人だけでしょうか。
5年ぶりに帰省した時に家族で楽しんだ食事やケーキを撮影してみました。
シャインマスカットのツヤ感、ジューシー感が伝わるのではと感じました。
沼津に帰ってきてすぐ、近所のお気に入りのコーヒー豆販売所で喫茶をいただいた時の写真。
マスターのお話も面白く、コーヒーはここでしか飲めないおいしさなので、時々お邪魔しています。
「花認識」モード
「花認識」モードは「花ノート」に撮影した写真を保存できるモードです。
「花ノート」は撮影した花を認識し、その花の名前の候補を表示してくれるアプリで、カメラアプリとは別に、ホーム画面の「情報・娯楽」をタップしたところに入っています。
カメラで花を撮影している時に、わざわざ花ノートアプリに切り替えをしなくてもいいのは、ちょっと手間が省けて便利そうです。
花ノートアプリについて、実際に使ってみたことなどを別記事にまとめていますので、参考までにご覧ください。
健康系?!自律神経計測機能やうごくまアプリ
らくらくスマートフォンのメーカー FCNT は 2024年夏に、世界初の自律神経計測機能を搭載したスマホ( arrows We2 Plus )を発売しています。
それと同じ機能が Y!mobile 版「らくらくスマートフォン a( A401FC )」にも搭載されています。
自律神経計測機能については arrows We2 Plus で試していることを別記事でまとめていますので、参考にご覧ください。
自律神経計測機能は「ララしあコネクト(Lalasia connect)」アプリを利用します。
その中に歩数計「東海道五十三次」の機能もありますが、 Y!mobile 版「らくらくスマートフォン a( A401FC )」には別途、かわいい歩数計アプリがあります。
それは「うごくま」アプリ。
かわいいくまのキャラクターが、歩数に合わせてコメントをくれたり、季節の挨拶をしてくれたり、時には豆知識やクイズを提供してくれたりします。
選択肢から回答すると、アドバイスや答えをくれることもあり、ちょっとした会話を楽しめるようになっています。
「うごくま」アプリは Y!mobile のかんたんスマホシリーズにも搭載されていました。
過去に「うごくま」アプリを楽しんでみたことがあり、そちらの記事で「うごくま」について記載していますので、参考までにご覧ください。
Y!mobile 版「らくらくスマートフォン a( A401FC )」には、健康をサポートとするサービスとして「健康相談 かんたん HELPO(へルポ)」があります。
チャットで健康の心配事を専門家に相談できるサービスですが、Y!mobile に契約して開通した状態にすると使えます。
今回は機種だけをお借りしたので、 HELPO(へルポ)は使っていませんが、FCNT のらくらくスマートフォンシリーズ発表会に参加して興味が湧きました。
「肩こりに効くストレッチある?」「薬の飲み合わせは大丈夫?」「夜中にラーメン食べたくなったけどどうしよう?」といった相談を、チャットで気軽に出来るのです。
しかも無料で24時間・365日、何度でも使えるとか・・・。
答えてくれるのは専属の医師、看護師、薬剤師などの医療チームなので安心です。
おまかせズーム機能
サブ管理人もすでに体感中の老眼。
老眼に関係なくとも、スマホの画面で表示されている商品説明などは小さい文字で読み辛い時があります。
そんな時に画面をピンチアウトして大きくできる時はいいのですが、ピンチアウトが効かない時のお役立ち機能が「おまかせズーム機能」です。
サイズは変わらずに画面がズームされるので、画像が荒れたように見えるのは仕方ないとして、ちょっと大きな字で見たい場合に試してみてもよいかもしれません。
おまかせズーム機能を使うのは側面のマイクボタンを押すと見ている画面に緑色の枠が出てきます。
その中でタッチした部分が拡大され、拡大率は下に出てくる目盛り(ー +)で変更することも可能。
おまかせズーム機能を終了したい時は、画面をタッチするだけで戻ります。
マイクボタン長押しで Google アシスタント起動
マイクボタンを少し長めに押すと、Google アシスタントが起動します。
マイクをタップして声で検索すること等ができますが Google アシスタントではなく、時計を立ち上げるなど別の動作をするように設定を変えることができます。
設定 > マイクボタンの設定
マイクボタンの長押しで起動する内容は4つから選択可能で、Google アシスタントの起動が初期設定になっています。
- Google アシスタントの起動
- 静止画撮影の起動
- 動画撮影の起動
- ほかのアプリの起動
ほかのアプリの起動をタップすると、+メッセージ、おサイフケータイ、カレンダー、アルバムなどの中から選んで設定ができます。
ホーム画面のデザインを一般的なAndroid 風にする場合(シンプルホーム)
ホーム画面をらくらくスマートフォン独特のデザイン(標準ホーム)ではなく、一般的な Android 風(シンプルホーム)で使いたい場合は、設定から変更することができます。
- 標準ホーム:
らくらくスマートフォン基本のデザインのホーム画面
文字入力がケータイ入力とらくらく2タッチ入力になる - シンプルホーム:
一般的な Android スマートフォンに近いデザインのホーム画面
文字入力がらくらくフリック入力になる(一般的なフリック入力)
本体設定 > 画面・ランプの設定 > ホーム画面の設定 > ホーム画面切替
もしくは、本体設定 > 画面・ランプの設定 > シンプルモード切替 > 切り替える
Y!mobile 版「らくらくスマートフォン a( A401FC )」を使ってみたまとめ
Y!mobile 版「らくらくスマートフォン a( A401FC )」は、初めてドコモ以外で発売されたらくらくフォンシリーズです。
ホーム画面などデザイン、自律神経機能や迷惑電話対策など同じように作られているようで、異なる部分もあります。
例えば、スマホのサイズや重量、カメラの位置など見た目が異なり、らくらくタッチパネルも搭載されていません。
確かにドコモ版のらくらくタッチパネルやカメラの位置は特徴的といえます。
その反面、初めてらくらくスマホを使ってみようかなと思っても、今までと使い勝手が異なると使い辛くなってしまいます。
日頃 iPhone や 一般的な Android を使っていますが、実際にらくらくスマートフォンのドコモ版とY!mobile 版を使ってみると、Y!mobile 版は初めてでも馴染みやすいスマホだなと感じました。
自律神経計測機能は FCNT が世界で初めてスマホに搭載した機能で Y!mobile 版「らくらくスマートフォン a( A401FC )」にも搭載されています。
「うごくま」や健康相談を24時間365日チャットで対応してくれる HELPO は Y!mobile 版のみのサービスです。
自律神経計測機能やうごくまアプリなどで、健康への意識付けが習慣化できそうですし、健康相談をしたい時にはチャットで気軽に聞ける HELPO のサービスは使ってみたいなと思いました。
いろんな健康系のアプリはありますが、自分で選んでダウンロードするのではなく、もともとスマホに設定されていると安心して使えるメリットもあるかなとも思います。
健康系だけでなく「花ノート」アプリも面白い機能で、もっと使って花コレクションを増やしてみたくなりました。
発表会の内容の通り、とにかく使いやすく、誰ひとり取り残さずにデジタルを使って人や社会とつながっていけるよう「スマホで出来る」を拡げたいという FCNT の思いは、今回お試しで「らくらくスマートフォン a( A401FC )」を使ってみて、なるほどと思えたのでした。
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